2026年4月の星空:今月見られるもの
2026年4月は見どころ満載です。ピンクムーン、日の出前のコンパクトな4惑星直列、毎年安定して見られる流星群、さらに期待の2つの彗星まで楽しめます。以下で、今月の注目の天文現象と観察のポイントを紹介します。お住まいの場所から何が見えるかを確認し、正確な時刻を調べるには、Sky Tonight アプリをご利用ください。
目次
- 2026年4月の星空イベント ベスト6
- 2026年4月の天文現象:完全カレンダー
- 2026年4月の月のイベント
- 2026年4月に見える惑星
- 2026年4月の星座
- 2026年4月の彗星:今年有数の注目彗星が2つ
- 2026年4月の流星群:待望のこと座流星群
- 2026年4月の深宇宙天体:銀河シーズンはまだ続く
- 2026年4月の天文現象:よくある質問
- 2026年4月の天文現象:まとめ
2026年4月の星空イベント ベスト6
- 4月2日:満月。4月の満月はピンクムーンと呼ばれ、02:12 GMT(日本時間 11:12)に満月の瞬間を迎えます。実際にピンク色に見えるわけではありませんが、今月もっとも明るい月です。
- 4月3日:水星が最大離角。水星が西方最大離角となり、今年もっとも好条件の明け方の観測チャンスを迎えます。特に南半球では、日の出前に水星がより高く昇るため観察しやすくなります。
- 4月4日:C/2026 A1 (MAPS) 彗星が近日点を通過。この彗星は3月を通して期待を集めてきましたが、4月にはいよいよクライマックスを迎えます。双眼鏡なしでも見えるほど明るくなる可能性がある一方で、太陽に近づいた際に崩壊して、まったく見えなくなる可能性もあります。いずれにしても、彗星ファン注目の天体です。
- 4月18日:4惑星直列。水星、火星、土星、海王星が明け方の空に集まり、小規模ながら見応えのある惑星直列が起こります。南半球のほうが観察条件は良好ですが、早起きできれば世界のどこからでも挑戦する価値があります。
- 4月19日:C/2025 R3 (PanSTARRS) 彗星が近日点を通過。PanSTARRS彗星はMAPSほど劇的ではなさそうですが、そのぶん期待を裏切る可能性も低めです。近日点通過後には十分に増光し、とても見応えのある観測対象になるかもしれません。条件がよければ肉眼で見える可能性もあります。
- 4月22日:4月こと座流星群が極大。こと座流星群は4月を代表する流星群で、極大時には1時間あたり最大18個の流星が見られることがあります。流星嵐というほどではありませんが、夜更かきする価値は十分にあるでしょう。
2026年の天文現象をまとめて知りたい方は、2026年の天文現象ガイドをご覧ください。お住まいの場所に合わせた天体イベントの一覧を確認するには、Sky Tonight を開いてください。
2026年4月の天文現象:完全カレンダー
こちらは、2026年4月の天文現象の完全ガイドです。🌟が付いたイベントは、その月のハイライト、つまり特にカレンダーに入れておきたい注目イベントです。各イベント名をクリックすると、その現象について詳しく解説した記事に移動できます。日付はすべてGMTです。お住まいの場所からそれぞれの現象がどのように見えるかや、正確な現地時刻を確認するには、Sky Tonight アプリをご利用ください。
| 日付 | イベント |
|---|---|
| 4月1日 | 小惑星マケマケが衝 |
| 4月2日 | 満月 🌟 |
| 4月3日 | 月がスピカの近くに見える;水星が最大離角 🌟 |
| 4月4日 | C/2026 A1 (MAPS) 彗星が近日点を通過 🌟 |
| 4月6日 | C/2026 A1 (MAPS) 彗星が地球に接近;月によるアンタレスの掩蔽 |
| 4月8日 | 金星がケレスの近くに見える |
| 4月10日 | 下弦の月 |
| 4月11日 | 月による冥王星の掩蔽 |
| 4月13日 | 火星が海王星の近くに見える |
| 4月15日 | 月が水星の近くに見える;月が海王星の近くに見える |
| 4月16日 | 月が火星の近くに見える;月が土星の近くに見える |
| 4月17日 | 新月 |
| 4月18日 | 4つの惑星直列 🌟 |
| 4月19日 | C/2025 R3 (PanSTARRS) 彗星が近日点を通過 🌟;月が金星の近くに見える;月が天王星の近くに見える;月によるプレアデス星団の掩蔽;火星が土星の近くに見える |
| 4月20日 | 水星が土星の近くに見える;水星が火星の近くに見える |
| 4月22日 | 4月こと座流星群が極大(1時間あたり18個) 🌟;月が木星の近くに見える |
| 4月23日 | 小惑星ハウメアが衝;月がポルックスの近くに見える |
| 4月24日 | 上弦の月;月によるプレセペ星団の掩蔽;金星が天王星の近くに見える;金星がプレアデス星団の近くに見える;とも座π流星群が極大(変動あり) |
| 4月26日 | C/2025 R3 (PanSTARRS) 彗星が地球に接近;月によるレグルスの掩蔽 |
| 4月30日 | 月がスピカの近くに見える |
2026年4月の月のイベント
4月に彗星や銀河、星団を観察したいなら、月は日によって味方にも邪魔者にもなります。本格的に観測計画を立てる前に、まずは今月の月相と主な月のイベントを確認しておきましょう。
2026年4月の月相

2026年4月の主な月相はこちらです。
- 満月:4月2日 02:12 GMT(日本時間 11:12)
- 下弦の月:4月10日 04:52 GMT(日本時間 13:52)
- 新月:4月17日 11:52 GMT(日本時間 20:52)
- 上弦の月:4月24日 02:32 GMT(日本時間 11:32)
特定の日の月相や、お住まいの場所での月の出・月の入り時刻を確認したい場合は、当サイトのLunar Calendarをご覧ください。
4月2日の満月:ピンクムーン
満月の瞬間は2026年4月2日 02:12 GMT(日本時間 11:12)です。今月の満月は伝統的にピンクムーンと呼ばれています。実際に月がピンク色になるわけではなく、この名前は北アメリカで春先にいち早く咲くピンク色の花、シバザクラにちなんでいます。つまり、月そのものが綿あめのようなピンク色に見えることはありませんが、素敵な呼び名ではあります。
この満月は復活祭満月でもあり、西方教会のイースターの日付を決める基準になります。伝統的なルールでは、イースターは3月の春分の後、最初の満月の次の日曜日に祝われます。2026年のイースターは4月5日です。
詳しくはこちら:4月のピンクムーン。
4月17日の新月:暗い空での観測に最適な夜
新月は2026年4月17日 11:52 GMT(日本時間 20:52)に起こります。この時期は月明かりの影響が少なく、空が暗くなるため、淡い天体の観測に最適です。4月14日から4月20日にかけて、特に新月の夜を含む期間は、月明かりを嫌う銀河、星団、星雲、彗星などを探す絶好のチャンスです。今月、ぼんやりとした淡い天体を狙いたいと思っていたなら、この期間がベストです。
2026年4月に見える惑星
2026年4月は、惑星観測を楽しむ人にとってうれしい見どころがいくつかあります。水星は今年最大の離角を迎え、特に南半球の観測者にとって好条件となります。また、今月もっとも興味深い惑星の話題は、4月中旬から下旬にかけての日の出前に起こります。水星、火星、土星、海王星が空の狭い範囲に集まるのです。
2026年4月の惑星の見え方:北半球

- 水星(みずがめ座、うお座、くじら座、うお座;等級 0.2~−0.7):水星は明け方の空に見えますが、観察できる時間は短く、日の出のおよそ30分前に昇ります。望遠鏡を使えば、今月の間に惑星の見かけが細い月のような形から半月状になり、さらにほぼ満ちた形へと変化していく様子を観察できます。
- 金星(おひつじ座、おうし座;等級 −3.8):金星は2026年でもっとも見やすい時期が続いています。ひと月を通して夕方の空で明るく輝き、日没後およそ1時間半にわたって見られます。
- 火星(うお座;等級 1.2):火星は日の出前に地平線の上に姿を見せます。4月初めには太陽の約20分前に昇るだけですが、月が進むにつれて観察できる時間は少しずつ長くなります。
- 木星(ふたご座;等級 −2.1):木星は夕方の空で好位置にあります。日没後まもなくもっとも高く昇り、その後は徐々に低くなって夜遅くに沈みます。
- 土星(うお座;等級 0.9):月初めの土星は太陽とほぼ同時に昇るため、朝焼けの中に埋もれてしまい、ほとんど観察できません。4月末になると太陽から少し離れ、夜明け前に見つけやすくなります。
- 天王星(おうし座;等級 5.8):天王星は日没後、夕方の空で数時間見ることができます。暗く月明かりのない空なら理論上は肉眼でも見える可能性がありますが、双眼鏡や望遠鏡があれば、ずっと見つけやすくなります。
- 海王星(うお座;等級 7.9):海王星は月初めには太陽に近すぎて観察できませんが、4月中旬になると日の出前の低い空に現れ始めます。観察には望遠鏡が必要です。また、太陽に近い天体を観察するときは、日の出直前の方向へ機材を向けすぎないよう注意してください。
2026年4月の惑星の見え方:南半球

- 水星(みずがめ座、うお座、くじら座、うお座;等級 0.2~−0.7):水星は4月を通して明け方の空で好条件となり、日の出前およそ1時間半から2時間にわたって観察できます。望遠鏡を使えば、今月の間に惑星の見かけが細い月のような形から半月状になり、さらにほぼ満ちた形へと変化していく様子を観察できます。
- 金星(おひつじ座、おうし座;等級 −3.8):金星は夕方の空に短時間だけ見え、日没後1時間足らずで地平線の下へ沈みます。
- 火星(うお座;等級 1.2):火星は明け方の空で見え、日の出前およそ1時間半にわたって観察できます。
- 木星(ふたご座;等級 −2.1):木星は夕方の空で好位置にあります。日没後まもなくもっとも高く昇り、その後は徐々に低くなって夜遅くまでに沈みます。
- 土星(うお座;等級 0.9):土星は日の出のおよそ1時間前に昇り、明け方の低い空で見られます。
- 天王星(おうし座;等級 5.8):天王星は日没後、夕方の空でおよそ1時間見られます。暗く月明かりのない空なら理論上は肉眼でも見える可能性がありますが、双眼鏡や望遠鏡があれば、ずっと現実的に観察できます。
- 海王星(うお座;等級 7.9):海王星は日の出のおよそ1時間半前に昇り、明け方の空で見られます。観察には望遠鏡が必要です。また、太陽に近い天体を観察するときは、日の出直前の方向へ機材を向けすぎないよう注意してください。
4月3日:水星が最大離角

2026年4月3日 22:32 GMT(日本時間 4月4日 7:32)、水星が西方最大離角となり、太陽の西 27°49′に見えます。わかりやすく言うと、これは1年のうちでもっとも見つけにくい太陽系の惑星、水星を観察する絶好のチャンスのひとつです。水星はみずがめ座で、明け方の低い空に見えます。あまり高く昇らないので、東の地平線までよく開けた場所で観察してください。これは2026年でもっとも好条件の明け方の水星で、特に南半球の観測者にとって有利です。
水星は望遠鏡がなくても見える明るさですが、それでも見つけるのは簡単ではないため、タイミングが重要です。太陽が地平線近くまで上がってくる前、朝焼けが始まったころから探し始めましょう。
詳しくはこちら:2026年に惑星が最大離角となる日
4月18日:4惑星直列

2026年4月18日ごろ、水星、火星、土星、海王星が明け方の空の狭い範囲に集まり、コンパクトな惑星直列をつくります。
この並びをもっとも観察しやすいのは南半球です。南半球では惑星が地平線の上により高く昇り、暗い空の中でより長く見られます。いっぽう北半球では、この惑星直列はかなり観察が難しくなります。特に北緯30度以上では、惑星が明るくなりつつある夜明けの低い空に位置するため、東の地平線までよく開けた場所と、少しの幸運が必要です。
実際に見える天体について言うと、水星、火星、土星は条件がよければ肉眼で見えるはずです。4つの中でもっとも見つけにくいのは海王星で、双眼鏡や望遠鏡なしでは見えないほど暗い天体です。並び全体が明るくなりつつある明け方の低い空に現れるため、機材を太陽に向けないよう十分注意してください。
また、必ずしも4月18日ちょうどに観察する必要はありません。惑星はその前後数日間にわたってまとまって見えるので、1日限りの現象というより、早起きする人のための短い観察チャンスと考えるとよいでしょう。
詳しくはこちら:2026年4月18日の4惑星直列:観察方法と見える場所
2026年4月の星座
4月は星座探しにぴったりの季節です。この季節を代表する明るい星座は見つけやすく、少し淡い星座は探しがいがあります。ここでは、4月の夕方に見つけやすいおすすめの星座を紹介します。
2026年4月の星座:北半球

北半球では、4月はしし座、おおぐま座、うみへび座、コップ座、こじし座、ろくぶんぎ座を探すのに最適な時期です。しし座は、後ろ向きのクエスチョンマークのように見えるシックルというアステリズムがあるため、もっとも見分けやすい星座のひとつです。その形の下の部分には、レグルスが輝いています。レグルスはまた、4月にもっとも見つけやすい季節のアステリズム、春の大三角を形づくる星のひとつでもあります。おおぐま座は、北斗七星があることでおなじみの人気の星座です。空で最大の星座であるうみへび座は、地平線近くを長く横たわり、その背中にコップ座が乗っているように見えます。少し難しい星座にも挑戦したいなら、近くにある淡いこじし座やろくぶんぎ座も探してみましょう。
詳しくはこちら:4月のおすすめ星座
2026年4月の星座:南半球

南半球では、4月はおなじみの星座と、やや淡い星座が入り混じった空を楽しめます。しし座、うみへび座、コップ座、ポンプ座、ろくぶんぎ座、カメレオン座を探してみましょう。しし座とうみへび座は比較的見つけやすい一方で、カメレオン座とポンプ座はかなり淡く、暗い空のほうが観察に向いています。カメレオン座は南天の星座であり、北半球のほとんどの地域からは見えないため、南半球の観測者だけが楽しめる特別な星座です。
詳しくはこちら:4月のおすすめ星座
2026年4月の彗星:今年有数の注目彗星が2つ
2026年4月は、彗星ファンにとってとても恵まれた月です。場所や観測機材によっては、少なくとも3つの彗星を観察できる可能性があります。そのうち2つ、C/2026 A1 (MAPS) と C/2025 R3 (PanSTARRS) は、肉眼で見えるようになる可能性さえあります。
安全上の注意:太陽に近い彗星や惑星を探すために、双眼鏡や望遠鏡を絶対に使わないでください。太陽が完全に地平線の下に沈んでから観察してください。
本当の意味での大きな注目株は、C/2026 A1 (MAPS)です。この珍しい太陽極近傍彗星は4月4日に近日点を通過し、4月6日に地球へ最接近します。予想上では、今月の主役といえる存在です。明るさの予測は非常に期待が持てるもので、すべてがうまくいけば、薄明の空でひときわ目立つ肉眼天体になるかもしれません。ですが、実際にはそう単純ではありません。MAPS彗星は太陽のすぐ近くに位置するため観察が難しく、特に北半球では条件が厳しくなります。さらに、太陽に非常に接近する彗星である以上、太陽への接近に耐えられず崩壊してしまう可能性もあります。もし近日点通過を無事に乗り切れば、南半球では日没後の西の低い空で比較的良い条件で見られるでしょう。北半球でも観察のチャンスはありますが、彗星はかなり地平線近くにとどまることになりそうです。
MAPSが予測の難しい彗星だとすれば、C/2025 R3 (PanSTARRS) は、より安定して期待できる候補です。この彗星は4月19日に近日点を通過し、4月26日に地球へ最接近します。予想光度はMAPSよりやや控えめですが、そのぶん見応えのある姿を見せてくれる可能性は高めです。近日点通過後、PanSTARRS彗星は肉眼で見える限界近くまで明るくなるかもしれません。さらに条件が特に良ければ、短期間ながらそれ以上に印象的な姿を見せる可能性もあります。近日点通過前は北半球で観察しやすく、4月下旬から5月上旬にかけては南半球でより良い位置に移っていきます。
さらに、ハウエル彗星も4月末まで南半球で観察可能です。この彗星はMAPSやPanSTARRSほど劇的ではなく、望遠鏡向きの天体にとどまると予想されていますが、それでも今月の彗星ラインナップに彩りを添えてくれます。つまり、たとえ主役級の彗星たちが期待どおりに振る舞わなかったとしても、4月が彗星ファンにとってまったくの空振りになることはないでしょう。
どちらに期待?4月に最も見ごたえがある彗星は:MAPS か PanSTARRS か?

詳しくはこちら:2026年に見られる注目の彗星
2026年4月の流星群:待望のこと座流星群
4月には主に2つの流星群があります。ひとつは安定して見られる4月こと座流星群、もうひとつは予測が難しいとも座π流星群です。今月の主役はこと座流星群で、とも座π流星群は「運がよければ面白いものが見られるかも」というタイプの流星群です。
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4月22日:4月こと座流星群。今月を代表する流星群で、4月22日に極大を迎え、理想的な条件では1時間あたり最大18個の流星が見られる可能性があります。北半球で特に観察しやすく、2026年は月齢34%の満ちていく細い月の影響もそれほど大きくありません。
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4月24日:とも座π流星群。こちらはやや予測しにくい流星群で、活動は変動的です。南半球での観察に向いています。今年は上弦の月が観測条件の妨げになるため、大きな期待はしすぎないほうがよいでしょう。それでも、運がよければちょっとした見どころになるかもしれません。
2026年4月の深宇宙天体:銀河シーズンはまだ続く
4月は銀河観測に最適な季節で、望遠鏡や双眼鏡を使う観測者にとってわくわくする時期です。北半球にお住まいなら、しし座にある「しし座の三つ子銀河」を探してみましょう。これは、M65、M66、NGC 3628(ハンバーガー銀河としても知られます)という3つの渦巻銀河からなる銀河群です。地球から見ると、これらの銀河はそれぞれ異なる角度に傾いて見えるため、独特な姿を楽しめます。

南半球にお住まいなら、うみへび座にある南の回転花火銀河に双眼鏡を向けてみてください。これは、アマチュア観測者にも見やすい近傍の明るい渦巻銀河のひとつです。双眼鏡でも見つけやすいですが、渦巻構造まで見たいなら小型望遠鏡がおすすめです。

しかし、4月の見どころは銀河だけではありません。シャルル・メシエが最初に発見したメシエ天体、M3にも注目してみましょう。この球状星団には約50万個の星が含まれており、見かけの大きさは月の円盤のほぼ半分に達します。

詳しくはこちら:4月に観察したいおすすめの深空天体
2026年4月のその他の注目イベント
- 4月12日:有人宇宙飛行の国際デー。 今年は同時に、ユーリイ・ガガーリンの飛行から65周年にもあたります。これは、人類が初めて宇宙へ到達した歴史的な飛行です。この機会に、人類初の有人宇宙飛行の記念日についての記事を読み返してみてはいかがでしょうか。
- 4月12日:STS-1/コロンビア打ち上げから45周年。 この日はもうひとつの記念日でもあります。宇宙飛行の日とあわせてスペースシャトルの打ち上げを祝い、その帰還を祝うのは4月14日です。この日はSTS-1着陸から45周年にあたります。まさに2部構成の宇宙のお祝いです。
- 4月22日:アースデイ。 私たちは空を見上げることに多くの時間を使っていますが、ときには足元の惑星にも目を向けたいものです。正しい祝い方については、アースデイの記事をご覧ください。
- 4月24日:ハッブルの記念日。 この日、ハッブル宇宙望遠鏡は36周年を迎えます。これまで打ち上げられた宇宙望遠鏡の中でも特に有名な存在を振り返るのにぴったりの機会です。ハッブル宇宙望遠鏡についての記事もぜひご覧ください。
- 4月24日:中国航天日。 中国では、同国初の人工衛星東方紅1号の打ち上げ記念日にあわせて、国の宇宙の日を祝います。この日は、天宮に関するクイズに挑戦して、中国の宇宙開発についてどれだけ知っているか試してみるのにもよい機会です。
- 4月25日:天文の日。 望遠鏡や暗い夜空、そして午前2時に「あと1回だけ見よう」と言いたくなるすべての人のための記念日です。お祝いしたい気分なら、まずは天文の日の記事を読んでみてください。お近くの天文台、プラネタリウム、天文クラブで何かイベントが開かれていないか調べてみるのもおすすめです。
2026年4月の天文現象:よくある質問
2026年4月でもっとも大きな天文イベントは何ですか?
2026年4月の目玉をひとつだけ挙げるなら、おそらくC/2026 A1 (MAPS) 彗星でしょう。双眼鏡や望遠鏡がなくても見えるほど明るくなる可能性がありますが、近日点付近でどのような振る舞いをするかはまだ不確実です。ほかの有力候補としては、C/2025 R3 (PanSTARRS) 彗星、4月18日の4惑星直列、そして月末の4月こと座流星群が挙げられます。
2026年4月に肉眼で見える彗星はありますか?
可能性はあります。2026年4月には、C/2026 A1 (MAPS) 彗星とC/2025 R3 (PanSTARRS) 彗星の両方が、双眼鏡や望遠鏡なしで見えるようになるかもしれません。MAPS彗星のほうが予想上はより印象的ですが、太陽の近くにとどまり、近日点通過を乗り切れない可能性もあります。PanSTARRS彗星はやや地味かもしれませんが、そのぶん比較的安定して期待できます。
2026年4月に見える惑星は何ですか?
2026年4月には主要な惑星がひととおり見られますが、どれも同じくらい簡単に見えるわけではありません。金星と木星は夕方の空で特に見やすく、月の後半には水星、火星、土星、海王星が明け方の空に集まります。天王星も日没後に見えますが、天王星と海王星は双眼鏡や望遠鏡があるとずっと観察しやすくなります。
2026年4月でもっともおすすめの流星群は何ですか?
今月もっともおすすめの流星群は4月こと座流星群です。4月22日に極大を迎え、条件がよければ1時間あたり最大18個の流星が見られる可能性があります。2026年は月明かりの影響もそれほど大きくないため、観測条件は比較的良好です。特に北半球では観察しやすいでしょう。
2026年4月に空がもっとも暗くなるのはいつですか?
2026年4月でもっとも暗い空を楽しめる期間は、4月14日から4月20日です。中心となるのは4月17日の新月です。この時期は、銀河、星団、星雲、彗星のような淡い天体を観察するのに、今月でもっとも適したタイミングです。月明かりの影響がもっとも少なくなるためです。
星空をナビゲートするには?
星空を見分けるのは難しく感じることもありますが、その助けになる便利なツールがあります。それが Sky Tonight モバイルアプリです。アプリを起動して端末を空に向けるだけで、見えている天体が何かをすぐに確認できます。特定の天体を探したいときは、アプリ内の検索機能を使ってください。アプリをより便利に使うための短い動画チュートリアルも用意しています。
2026年4月の天文現象:まとめ
2026年4月は、空を見上げるのが楽しくなる1か月です。こと座流星群、好条件の水星、小規模な惑星直列、そして肉眼で見える可能性のある2つの彗星、C/2026 A1 (MAPS) と C/2025 R3 (PanSTARRS) が空を彩ります。1か月の出来事としては、かなり豪華です。
お住まいの場所から、いつどこを見ればよいか正確に知りたいなら、Sky Tonight アプリをご利用ください。頭上の空に何が見えているかを表示し、惑星や恒星、彗星を見つける手助けをしてくれます。今見ている明るい点が何なのか、もう迷わずにすみます。
