2026年9月の天文現象:夜空で何が見える?
2026年9月は、月が多くの注目現象の主役になります。世界の一部では木星と金星を隠し、明るい恒星と並び、月末にはハーベストムーンを迎えます。そのほかにも、非常に明るい金星、流星群、彗星、深空天体が夜空を彩ります。無料のSky Tonightアプリを使えば、日本の空に見える天体を簡単に見つけ、今月最大の見どころを見逃さずに楽しめます。
目次
- 2026年9月に注目すべき5つの天文現象
- 2026年9月の天文現象カレンダー
- 2026年9月の月に関する天文現象
- 2026年9月の惑星に関する天文現象
- 2026年9月の星座と恒星に関する天文現象
- 2026年9月の流星群
- 2026年9月の彗星
- 2026年9月の深空天体
- 新しい天文シーズンの始まり:2026年9月の分点
- 2026年9月の天文現象:よくある質問
- 2026年9月の注目すべき天文関連記念日
- 2026年9月の天文現象:まとめ
2026年9月に注目すべき5つの天文現象
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9月9日 — 月と木星が接近:日本では夜明け前に、細い月と木星の接近を観察できます。カナダ、グリーンランド、アメリカ、ロシア東部、北太平洋の一部では、月が木星を隠す木星食が起こります。
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9月14日 — 月と金星が接近: 日本では日没後の西の低い空で、細い月と金星の接近を観察できます。ヨーロッパ、アフリカ、中東、南アジア、東南アジア、ロシア西部の一部では、月が金星を隠す金星食が起こります。
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9月20日 — 月、アルタイル、デネブが一直線に並ぶ: 月が、9月に見頃を迎えるわし座と、はくちょう座の最も明るい恒星、アルタイル、デネブとほぼ一直線に並びます。日本からも全体を肉眼で簡単に見ることができます。並びが大きすぎるため、双眼鏡の視野には収まりません。
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9月下旬 — 金星が2026年の夕空で最も明るくなる:空で最も明るい惑星が、今年最大の明るさ(-4.8等)に達します。日本では日没後、西の地平線近くで探してみましょう。低い位置に見えますが、非常に明るいため見つけられる可能性があります。
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9月27日 — ハーベストムーン: 明るく目立ち、天文知識がほとんどなくても簡単に見つけられる、誰もが楽しめる現象です。建物や山など、月を大きく見せる地上の景色と一緒に、昇る月を撮影する絶好の機会でもあります。
2026年9月の天文現象カレンダー

2026年9月の主な天文現象を紹介します。日付は日本時間に合わせています。現在地での正確な時刻と見え方は、Sky Tonightアプリで確認してください。
「見やすさ」の列は、各現象をどの程度観測しやすいかを示しています。
- 🟢 良好 — 通常の条件なら肉眼で簡単に見つけられる
- 🟡 まずまず — 見えるものの、観測経験や光学機器が必要な場合がある
- 🔴 悪い — 観測条件が良くないため見つけにくい
- ⚫ 見えない — 目で観測できない現象
リンク付きの現象をクリックすると、詳しいガイドを開くことができます。
| 日付 | 現象 | 見やすさ |
|---|---|---|
| 9月1日 | ぎょしゃ座流星群の極大(1時間に6個) | 🔴 悪い |
| 9月2日 | 金星がスピカに接近 | 🟢 良好 |
| 9月3日 | 月がプレアデス星団に接近 | 🟡 まずまず |
| 9月3〜4日 | 月が天王星に接近 | 🟡 まずまず |
| 9月4日 | 下弦の月 | 🟢 良好 |
| 9月6〜7日 | 月が火星に接近 | 🟢 良好 |
| 9月7日 | 月がポルックスに接近 | 🟢 良好 |
| 9月8日 | 月がプレセペ星団に接近 | 🟡 まずまず |
| 9月9日 | 月が木星に接近(一部地域では木星食) | 🟡 まずまず |
| 9月9日 | 9月ペルセウス座ε流星群の極大(1時間に8個) | 🟢 良好 |
| 9月10日 | 天王星が逆行を開始 | ⚫ 見えない |
| 9月11日 | 新月 | ⚫ 見えない |
| 9月12日 | 月が水星に接近 | 🔴 悪い |
| 9月13日 | 月がスピカに接近 | 🟢 良好 |
| 9月13日 | 9月やまねこ座流星群の極大(1時間に3〜4個) | 🟢 良好 |
| 9月14日 | 月が金星に接近(一部地域では金星食) | 🔴 悪い |
| 9月17日 | 月がアンタレスに接近 | 🟢 良好 |
| 9月17日 | 火星がポルックスに接近 | 🟢 良好 |
| 9月18〜19日 | 上弦の月 | 🟢 良好 |
| 9月20日 | 月、アルタイル、デネブが一直線に並ぶ | 🟢 良好 |
| 9月21日 | 彗星169P/NEATが近日点を通過 | 🟡 まずまず |
| 9月21日 | 月が冥王星に接近 | 🔴 悪い |
| 9月22日 | 金星が2026年で最も明るくなる | 🟢 良好 |
| 9月23日 | 9月分点 | ⚫ 見えない |
| 9月26日 | 水星がスピカに接近 | 🟡 まずまず |
| 9月26日 | 海王星が衝 | 🟡 まずまず |
| 9月27日 | ハーベストムーン | 🟢 良好 |
| 9月26〜27日 | 月が海王星に接近 | 🔴 悪い |
| 9月27日 | 月が土星に接近 | 🟢 良好 |
| 9月30日 | 月がプレアデス星団に接近 | 🟡 まずまず |
2026年9月の月に関する天文現象
2026年9月は月の周辺で多くの現象が起こります。最も明るい2つの惑星が月に隠され、月が恒星や惑星へ接近し、月末には満月を迎えます。
9月9日:月と木星が接近(一部地域では木星食)

9月8日から9日にかけて、月は木星の近くを通過するだけでなく、世界の一部地域では木星を完全に隠します。木星食が起こるのは2023年5月以来です。
この現象は、カナダ、グリーンランド、アメリカ、ロシア東部、北太平洋で見られます。多くの場所では昼間に起こるため、月の後ろへ隠れ、再び現れる木星を追うには、双眼鏡や望遠鏡を使うとよいでしょう。日本は食帯の外にありますが、9月9日の夜明け前、東の低い空で細い月と木星が接近する様子を見られます。
⚠️双眼鏡や望遠鏡を太陽の近くへ絶対に向けないでください。強い太陽光によって目に深刻な損傷を受ける危険があります!
食の前には、細い月と木星が1°未満まで接近します。食が見えない地域からでも、印象的なペアを楽しめます。
詳しくはこちら:月の近くで輝く天体
9月14日:月と金星が接近(一部地域では金星食)
木星を隠したわずか6日後、月は金星にも同じことをします。今度は、空で最も明るい天体の1つが月の円盤の後ろへ消えます。
この現象は、ヨーロッパ、アフリカ、中東、南アジア、東南アジア、ロシア西部の一部で見られます。多くの場所では昼間に起こりますが、条件が良ければ、金星は昼の空でも見つけられるほど明るい天体です。双眼鏡や望遠鏡を使うと、さらに見つけやすくなります。日本は食帯の外にありますが、日没後の西の低い空で、細い月と金星の接近を観察できます。
⚠️双眼鏡や望遠鏡を太陽の近くへ絶対に向けないでください。強い太陽光によって目に深刻な損傷を受ける危険があります!
日没後には、西の地平線近くで、細い月とまばゆい金星が美しいペアを作ります。
詳しくはこちら:月の近くで輝く天体
9月27日:ハーベストムーン

満月は、月がうお座にある日本時間9月27日1:49(9月26日16:49 GMT)に起こります。この満月は、9月分点に最も近い満月であるため、ハーベストムーンと呼ばれます。2026年の分点は、そのわずか数日前の9月23日です。北半球ではこの時期、数日続けて日没後あまり時間を置かずに月が昇ります。昔は、この夕方の月明かりのおかげで農作業の時間を延ばすことができました。これがハーベストムーンという名前の由来です。
詳しくはこちら:2026年9月の満月
2026年9月の月の満ち欠け

- 下弦の月: 日本時間9月4日16:51(07:51 GMT)
- 新月: 日本時間9月11日12:27(03:27 GMT)
- 上弦の月: 日本時間9月19日5:44(9月18日20:44 GMT)
- 満月: 日本時間9月27日1:49(9月26日16:49 GMT)
| 日付 | 月相 | 月の見え方 |
|---|---|---|
| 9月4日 | 下弦の月 | 朝に最もよく見えます。望遠鏡を使うと、明暗境界線に沿って月面の細部を観察できます。 |
| 9月11日 | 新月 | 月が見えないため、星空観察に最適な夜です。 |
| 9月19日 | 上弦の月 | 夕方に最もよく見えます。 |
| 9月27日 | 満月 | 日没ごろに昇り、夜明けまで見えます。 |
任意の日付について、現在地での正確な月の出・月の入りの時刻を確認し、観測計画を立てるには、専用の月カレンダーをご利用ください。
2026年9月の惑星に関する天文現象
日本では、9月は惑星観測にかなり適した月です。火星と木星は日の出前に見え、夜空では土星と海王星が主役になります。金星は夕空の低い位置で輝きます。水星は月を通して太陽に近く、見つけるのは困難です。
詳しくはこちら:今日見える惑星
2026年9月の惑星の見え方:日本
| 惑星 | 観測方法 | 見える時間帯 | 9月1〜10日 | 9月11〜20日 | 9月21〜30日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 水星 | 肉眼 | 夕方 | ⚫ 見えない | 🔴 悪い | 🔴 悪い |
| 金星 | 肉眼 | 夕方 | 🔴 悪い | 🔴 悪い | 🔴 悪い |
| 火星 | 肉眼 | 朝 | 🟢 良好 | 🟢 良好 | 🟢 良好 |
| 木星 | 肉眼 | 朝 | 🟢 良好 | 🟢 良好 | 🟢 良好 |
| 土星 | 肉眼 | 夕方・夜 | 🟢 良好 | 🟢 良好 | 🟢 良好 |
| 天王星 | 双眼鏡または望遠鏡 | 深夜・朝 | 🟡 まずまず | 🟡 まずまず | 🟡 まずまず |
| 海王星 | 望遠鏡 | 夕方・夜 | 🟡 まずまず | 🟡 まずまず | 🟡 まずまず |
- 水星(しし座、おとめ座、-1.4〜-0.1等):月初めは太陽に近すぎて見えません。9月後半には太陽から離れますが、日没後も地平線すれすれにとどまります。9月12日には細い月が近くを通過し、9月26日にはスピカへ接近します。
- 金星(おとめ座、-4.8等):夕方の地平線近くにとどまります。9月下旬には今年最大の明るさに達します。9月2日にはスピカの近く、9月14日には細い月のそばで探してみましょう。
- 火星(ふたご座、かに座、1.1等):月が進むにつれて、朝の空で高く昇るようになります。9月6〜7日には欠けていく月の近くに見え、9月17日にはポルックスへ接近します。
- 木星(かに座、しし座、-1.8等):日の出前に簡単に見つけられ、9月を通して空で次第に高く昇ります。9月8〜9日には、欠けていく細い月のそばに見えます。
- 土星(うお座、くじら座、0.5〜0.3等):10月初めの衝へ近づいているため、9月はすでに絶好の観測時期です。夕方に昇り、夜の大部分で見えます。9月27日には、ほぼ満月の月の近くに見えます。
- 天王星(おうし座、5.7等):プレアデス星団とヒアデス星団の間に位置します。双眼鏡または望遠鏡を使い、深夜か夜明け前に観測するのがおすすめです。9月3〜4日には月が近くを通過します。
- 海王星(うお座、7.7等):夜の大部分で見え、9月26日に衝を迎えます。観測に理想的な位置に来ますが、同じころの明るい月によって見つけにくくなるため、月明かりの少ない月前半の方が観測に適している場合があります。
2026年9月の惑星の見え方:南半球
| 惑星 | 観測方法 | 見える時間帯 | 9月1〜10日 | 9月11〜20日 | 9月21〜30日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 水星 | 肉眼 | 夕方 | ⚫ 見えない | 🟡 まずまず | 🟢 良好 |
| 金星 | 肉眼 | 夕方 | 🟢 良好 | 🟢 良好 | 🟢 良好 |
| 火星 | 肉眼 | 朝 | 🟢 良好 | 🟢 良好 | 🟢 良好 |
| 木星 | 肉眼 | 朝 | 🔴 悪い | 🟡 まずまず | 🟡 まずまず |
| 土星 | 肉眼 | 夕方・夜 | 🟢 良好 | 🟢 良好 | 🟢 良好 |
| 天王星 | 双眼鏡または望遠鏡 | 深夜・朝 | 🟡 まずまず | 🟡 まずまず | 🟡 まずまず |
| 海王星 | 望遠鏡 | 夕方・夜 | 🟡 まずまず | 🟡 まずまず | 🟡 まずまず |
- 水星(しし座、おとめ座、-1.4〜-0.1等):9月初めは太陽のまぶしい光に埋もれていますが、急速に見やすくなります。9月下旬には、日没後の西の地平線上で、かなり簡単に見つけられます。9月12日には細い月が近くを通過し、9月26日にはスピカへ接近します。
- 金星(おとめ座、-4.8等):夕空で最も簡単に見つけられる惑星の1つで、月の後半にはさらに明るくなります。9月2日にはスピカの近く、9月14日には細い月のそばで探してみましょう。
- 火星(ふたご座、かに座、1.1等):日の出前に見え、9月を通して空で次第に高く昇ります。9月6日には欠けていく月の近くに見え、9月17日にはポルックスへ接近します。
- 木星(かに座、しし座、-1.8等):月初めは日の出前の空でかなり低い位置にありますが、月の後半には見つけやすくなります。9月8日には、欠けていく細い月のそばに見えます。
- 土星(うお座、くじら座、0.5〜0.3等):10月初めの衝へ近づくため、9月を通して絶好の観測条件です。夕方に昇り、夜の大部分で見えます。9月27日には、ほぼ満月の月の近くに見えます。
- 天王星(おうし座、5.7等):双眼鏡または望遠鏡を使い、深夜か夜明け前に観測するのがおすすめです。プレアデス星団とヒアデス星団の間に位置します。9月3日には月が近くを通過します。
- 海王星(うお座、7.6等):夜の大部分で見え、9月26日に衝を迎えます。空で最も観測しやすい位置に来ますが、明るい月のため見つけにくくなります。望遠鏡で観測するなら、月明かりの少ない月前半の方が見やすい場合があります。
2026年9月下旬:金星が今年最も明るくなる

9月下旬、金星は非常に明るくなります。-4.8等に達し、今年最も明るく見える時期となります。日本では日没後、おとめ座にある金星を西の地平線近くで探してみましょう。空が開けた場所ほど見つけやすくなります。
豆知識:望遠鏡で見る金星は、わずか約22%が照らされた細い三日月形に見えます。不思議なことに、金星は円盤の大部分が照らされているときに最も明るくなるわけではありません。照らされた割合が増えるにつれて地球から遠ざかり、見かけの大きさが小さくなるため、実際には暗くなります。9月下旬の金星は地球に比較的近く、見かけの大きさが大きいため、細い三日月形でも非常に明るく見えます。
2026年9月の星座と恒星に関する天文現象

9月は、見つけやすい星座を観察するのに適した時期です。日本では、わし座、はくちょう座、やぎ座、いるか座、や座、こうま座、こぎつね座を探してみましょう。わし座とはくちょう座は、夏の大三角を形作る明るいアルタイルとデネブのおかげで、よく目立ちます。小さな星座は、暗い空の方が見つけやすくなります。

南半球では、わし座、やぎ座、くじゃく座、インディアン座、いるか座、や座、こうま座、こぎつね座、けんびきょう座が見頃です。くじゃく座は明るい恒星ピーコックのおかげで見つけやすい一方、インディアン座とけんびきょう座はかなり暗い星座です。
観測に最適な時間は現地時間21時ごろです。このころ、多くの星座が空で最も高い位置に来ます。特に暗い星座を探すなら、9月11日の新月前後の夜がおすすめです。月明かりが少ないため、はるかに見つけやすくなります。
詳しくはこちら:9月に見頃の星座
9月20日:月、アルタイル、デネブが一直線に並ぶ

9月20日、月、アルタイル、デネブが空でほぼ一直線に並びます。アルタイルは、ほかの2つの天体のほぼ中間に位置します。
3つの天体は空の広い範囲にわたり、端から端まで約74°に及びます。これは、腕を伸ばしたときの手のひら約3つ分に相当します。双眼鏡はあまり役に立ちません。この並びは大きすぎて、双眼鏡の視野には収まらないためです。アルタイルとデネブは9月の夕空で特に明るい恒星で、月は約3分の2が照らされて見えます。
見え方は観測地によって大きく異なります。日本では、アルタイルとデネブが地平線から十分に高く昇り、3天体の並びを見つけやすいでしょう。南半球では北の空の低い位置に見え、特に南緯の高い地域では、デネブが地平線近くに見える場合があります。
2026年9月の流星群
| 日付 | 流星群 | 1時間あたりの流星数 | 月相 | 最もよく見える地域 |
|---|---|---|---|---|
| 9月1日 | ぎょしゃ座流星群 | 6 | 🌖 欠けていく凸月 | 北半球 |
| 9月9日 | 9月ペルセウス座ε流星群 | 8 | 🌘 欠けていく細い月 | 北半球 |
| 9月13日 | 9月やまねこ座流星群 | 3〜4 | 🌒 満ちていく細い月 | 北半球 |
9月は流星の少ない月ですが、それでも日本から観測できる注目すべき流星群が3つあります。
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8月31日〜9月1日 — ぎょしゃ座流星群: 月初めに極大を迎え、1時間に約6個の流星を生み出す可能性があります。2026年は明るい月によって暗い流星の多くが見えなくなるでしょう。この流星群は北半球から最もよく見えます。
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9月9〜10日 — 9月ペルセウス座ε流星群: 今月最も活発な流星群で、1時間に約8個の流星を生み出す可能性があります。2026年は新月直前に極大を迎えるため、空は十分に暗くなります。この流星群は北半球から最もよく見えます。
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9月13日 — 9月やまねこ座流星群: 1時間に約3〜4個の流星が見られる小規模な流星群です。細い月は観測の妨げにならないため、2026年は数個の流星を見つけるのに適した年です。この流星群は北半球から最もよく見えます。
詳しくはこちら:2026年9月の流星群
2026年9月の彗星
9月21日、彗星169P/NEATが、太陽へ最も近づく近日点を通過します。このころの明るさは15等前後と予想されるため、観測には中型から大型の望遠鏡が必要です。
9月は朝の空でNEATを探してみましょう。両半球から観測できますが、一般に北半球の方が条件は良好です。この彗星は、やぎ座α流星群の母天体でもあります。名前を聞いたことがあるなら、それが理由かもしれません。
詳しくはこちら:今後観測できる彗星
2026年9月の深空天体
9月は深空天体の観測に適した月です。特に9月11日の新月前後は空が最も暗くなります。
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肉眼で: 暗い空で淡いぼんやりとした光の染みのように見えるアンドロメダ銀河(M31)を探してみましょう。はくちょう座のピラミッド星団(M39)と、南天の明るい球状星団NGC 6752も、非常に暗い場所なら光学機器を使わずに見つけられます。
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双眼鏡で: さんかく座銀河(M33)、エンゼルフィッシュ星団(M71)、ちょうこくしつ座銀河(NGC 253)、NGC 55を探してみましょう。細部までは見えず、淡い光や小さな斑点のように見えますが、暗い空では観測しやすい天体です。
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望遠鏡で: 9月には、土星状星雲(NGC 7009)、青い雪玉星雲(NGC 7662)など、より難易度の高い天体も多数見られます。大型望遠鏡を持つ経験豊富な観測者なら、ステファンの五つ子にも挑戦できます。
詳しくはこちら:9月におすすめの天体写真ターゲット
新しい天文シーズンの始まり:2026年9月の分点

日本時間9月23日9:06(00:06 GMT)、9月分点が季節の変わり目を告げます。北半球では秋が、南半球では春が始まります。分点のころ、両半球が受ける日光の量はほぼ同じです。
分点には、太陽が天の赤道を横切り、世界中で昼と夜の長さがほぼ等しくなります。この瞬間そのものを空で見ることはできませんが、その影響の1つを観察できます。分点のころ、太陽はほぼ真東から昇り、ほぼ真西に沈みます。この日以降、12月の至点まで、北半球では日が短くなり、南半球では長くなり続けます。
詳しくはこちら:分点とは?、画像で分かる分点:インフォグラフィック
ところで、至点と分点の違いを知っていますか?クイズに挑戦して、知識を試してみましょう!

2026年9月の天文現象:よくある質問
2026年9月で最も注目すべき天文現象は?
今月最大の見どころの1つは、9月下旬に金星が夕空で最大光度に達することです。約-4.8等になり、今回の夕方の出現期間で最も明るくなるため、日没後に特に簡単に見つけられます。
月初めには、9月9日に月が木星へ、9月14日に金星へ接近します。世界の一部地域では、月が2つの惑星を一時的に隠します。そのほか、9月20日に月、アルタイル、デネブが一直線に並ぶ現象と、9月27日のハーベストムーンも注目です。
2026年9月の満月はいつ?
ハーベストムーンは、日本時間9月27日1:49(9月26日16:49 GMT)に起こります。9月分点に最も近い満月であることから、この名前が付けられました。詳しくは9月の満月ガイドをご覧ください。
2026年9月に見える惑星は?
日本では、火星と木星は朝に、金星と土星は夕方または夜に見えます。天王星は深夜または夜明け前に双眼鏡や望遠鏡で観測でき、海王星の観測には望遠鏡が最適です。水星は月を通して太陽に近く、見つけるのは困難です。
2026年9月に流星群はある?
はい。9月にはぎょしゃ座流星群、9月ペルセウス座ε流星群、9月やまねこ座流星群が活動します。最も活発な9月ペルセウス座ε流星群でも、理想的な条件で1時間に約8個です。ペルセウス座流星群のような大規模な出現ではなく、控えめな流星群です。詳しくは9月の流星群ガイドをご覧ください。
2026年9月に空が最も暗くなるのはいつ?
最も暗い夜は、9月11日の新月前後です。月明かりがほとんどないため、暗い銀河、星雲、星団、流星を見つけるのに今月最も適した時期です。
2026年9月の注目すべき天文関連記念日
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9月19日 — 国際お月見ナイト: NASAが毎年開催するこのイベントでは、世界中の人々が一緒に月を観察し、その魅力を楽しみます。日付は上弦の月のころに設定されます。この時期の月は夕空で高く昇り、明暗境界線にできる影によってクレーターや山が特に見やすくなります。
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9月19日 — 秋の天文の日: 2026年最初の天文の日は4月25日に開催され、今回は今年2回目です。天文の日は通常、上弦の月に近い土曜日に、春と秋の年2回祝われます。天文の日ガイドで準備しましょう。
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9月20日 — ヨリックの地球帰還から75年: 1951年、サルのヨリックがエアロビー研究飛行から無事に帰還し、動物による宇宙飛行の初期の先駆者となりました。その飛行は、初期の宇宙探査を形作った多くの節目の1つです。クイズでほかの有名な宇宙開発史上初の出来事も当ててみましょう。
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9月23日 — 海王星発見から180年: 海王星は、望遠鏡で見つかる前に数学によって発見されたことをご存じですか?天文学者たちは見えない惑星があるはずの位置を予測し、1846年9月23日、ついにその近くで海王星が発見されました。この機会に海王星について詳しく学びましょう!
2026年9月の天文現象:まとめ
2026年9月は、月と木星・金星の接近、珍しい天体の並び、月末のハーベストムーンなど、日本から楽しめる現象がたくさんあります。世界の一部では、月が木星と金星を隠す惑星食も起こります。最大光度に達する金星、流星群、近日点を通過する彗星、見応えのある深空天体も加わり、月初めから月末まで見どころが満載です。無料のSky Tonightアプリを使って夜空を簡単に探索し、すべての現象を楽しみましょう!
