2026年6月〜9月の流れ星:次の注目イベントはペルセウス座流星群

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主題:流星群

6月の夏至から9月の秋分までの間に、12の流星群が活動します。今後1か月のメインイベントは、8月12日〜13日に極大を迎えるペルセウス座流星群です。Sky Tonightアプリを使えば、各月に極大を迎える流星群を確認したり、空にある放射点の位置を追跡したり、見頃を逃さないようにリマインダーを設定したりできます。このガイドで、今シーズンに注目したい流星群をすべてチェックしましょう!

内容

2026年8月に見られる流星群:基本情報

2026年8月には、注目すべき3つの流星群が極大を迎えます。

  • エリダヌス座エータ流星群8月7日に極大を迎え、1時間に約3個の流星が見られます。南半球から最もよく見え、下弦を過ぎた細い月の影響もわずかです。
  • ペルセウス座流星群:月明かりのない8月12日〜13日に極大を迎えます。通常は1時間に最大100個の流星が見られますが、2026年はその数が大幅に少なくなる可能性があります。それでも極大が新月と重なるため、2026年は観測に絶好の年です。
  • はくちょう座κ流星群8月17日に極大を迎え、1時間に約3個の流星が見られます。北半球で見られる小規模な流星群ですが、時折明るい火球が出現することで知られています。満ちていく細い月は早い時間に沈むため、観測の妨げにはなりません。

8月の主役はペルセウス座流星群ですが、その前後にもエリダヌス座エータ流星群とはくちょう座κ流星群があり、流れ星を見られるチャンスが広がります。

2026年8月の流星群

8月7日:エリダヌス座エータ流星群

  • 識別番号:191 ERI
  • 1時間あたりの流星数:3個
  • 月相:下弦を過ぎた細い月
  • 活動期間:7月31日〜8月19日
  • 放射点の位置:エリダヌス座
  • 最もよく見える地域:南半球

エリダヌス座エータ流星群(η-Eridanids)は比較的最近発見された流星群で、C/1852 K1(シャコルナク彗星)と関係している可能性があります。放射点は南天のエリダヌス座にあるため、南半球の緯度帯ほど観測に適しています。観測結果によると、活動は極大日を大きく超えて続く可能性がありますが、確認にはさらなるデータが必要です。

エリダヌス座エータ流星群の観測条件

2026年のエリダヌス座エータ流星群は、下弦を過ぎた細い月の時期に極大を迎えるため、観測条件は比較的良好です。極大後は月がさらに細くなるので、その頃に流れ星を探してみるのもよいでしょう。

8月12日〜13日:ペルセウス座流星群

  • 識別番号:007 PER
  • 1時間あたりの流星数:100個
  • 月相:新月
  • 活動期間:7月17日〜8月24日
  • 放射点の位置:ペルセウス座
  • 最もよく見える地域:北半球の中緯度地域

ペルセウス座流星群の母天体は、スイフト・タットル彗星(109P)です。明るい流星が数多く出現するため、最も人気の高い流星群の一つとなっています。毎年、特に壮観で期待を集める天文現象のリストに必ずといってよいほど登場します。

ペルセウス座流星群の観測条件

2026年のペルセウス座流星群は、非常に良い条件で観測できます。極大が新月と重なるため、夜空は十分に暗くなり、明るい流星だけでなく暗い流星も見つけやすくなります。最も活発になるのは、8月13日11:00〜13:00(日本時間、02:00〜04:00 GMT)頃と予想されています。今年は流星数が例年より少なくなる見込みですが、それでも一年を代表する流星群であることに変わりはなく、見逃せません!詳しくはペルセウス座流星群の特集記事をご覧ください。

8月17日:はくちょう座κ流星群

  • 識別番号:012 KCG
  • 1時間あたりの流星数:3個
  • 月相:満ちていく細い月
  • 活動期間:8月3日〜28日
  • 放射点の位置:はくちょう座
  • 最もよく見える地域:北半球

はくちょう座κ流星群(κ-Cygnids)は、母天体が特定されていない突発型の流星群です。時折、明るい火球が出現することで知られています。活動の活発化は6〜7年周期で起こり、2007年、2014年、2021年に観測されました。一部の分析では2020年にも小幅な活動増加が示されていますが、規模は小さく、複数の観測網で一貫して確認されたわけではありません。

はくちょう座κ流星群の観測条件

2026年のはくちょう座κ流星群は、満ちていく細い月の時期に極大を迎えますが、月は夕方の早い時間に沈みます。そのため、今年の観測条件は良好です。詳しくははくちょう座κ流星群の特集記事をご覧ください。

9月の流星群

8月31日〜9月1日:ぎょしゃ座流星群

  • 識別番号:206 AUR
  • 1時間あたりの流星数:6個
  • 月相:満月後の欠けていく月
  • 活動期間:8月28日〜9月5日
  • 放射点の位置:ぎょしゃ座
  • 最もよく見える地域:北半球

ぎょしゃ座流星群は、長周期彗星C/1911 N1(キース彗星)を母天体とする小規模な流星群です。通常の活動は穏やかですが、時折突発的に活発化します。直近では2021年に突発出現が観測され、わずか1時間ほどで80〜100個という見事な流星数を記録しました。

ぎょしゃ座流星群の観測条件

2026年のぎょしゃ座流星群は、観測条件が良くありません。極大が満月のわずか数日後にあたるため、見えるのは特に明るい流星に限られるでしょう。観測する場合は、木や建物で月を隠し、月から十分離れた方向を見るようにしてください。詳しくはぎょしゃ座流星群の記事をご覧ください。

9月9日〜10日:9月ペルセウス座ε流星群

  • 識別番号:208 SPE
  • 1時間あたりの流星数:8個
  • 月相:新月前の非常に細い月
  • 活動期間:9月5日〜21日
  • 放射点の位置:ペルセウス座
  • 最もよく見える地域:北半球

9月ペルセウス座ε流星群(ε-Perseids)は、8月のペルセウス座流星群とは異なります。両者の母天体は別物です。ペルセウス座流星群の母天体はスイフト・タットル彗星(109P)ですが、9月ペルセウス座ε流星群は正体不明の長周期彗星に由来します。また、後者の活動ははるかに小規模です。

9月ペルセウス座ε流星群の観測条件

2026年の9月ペルセウス座ε流星群は、新月の直前にあたる9月10日03:00(日本時間、9月9日18:00 GMT)頃に極大を迎えるため、観測条件は最高です。北半球の中緯度地域では、通常、現地時刻の22時〜23時頃から観測を始められます。9月10日15:10(日本時間、06:10 GMT)頃には、薄いダスト・フィラメントとの遭遇が起こる可能性もあります。この時間帯は夜にあたる南北アメリカの観測者に有利で、ヨーロッパとアジアの大部分では日の出後になります。

9月13日:9月やまねこ座流星群

  • 識別番号:081 SLY
  • 1時間あたりの流星数:3〜4個
  • 月相:満ちていく非常に細い月
  • 活動期間:9月10日〜10月8日
  • 放射点の位置:やまねこ座
  • 最もよく見える地域:北半球

9月やまねこ座流星群は、やまねこ座に放射点を持つ小規模な流星群です。1037年、1063年、1560年の記録を含む中国や朝鮮半島の歴史資料と関連している可能性があり、当時は現在よりも活発だったと考えられています。現代では弱い流星群として観測され、理想的な条件でも1時間に3〜4個ほどしか出現しません。

9月やまねこ座流星群の観測条件

2026年の9月やまねこ座流星群は9月13日頃に極大を迎える見込みです。活動のピークが新月に近いため、観測条件は非常に良好でしょう。北半球から最もよく見え、深夜になるにつれて、やまねこ座にある放射点が空高く昇ります。

2026年6月・7月に見られた流星群

6月22日:6月うしかい座流星群

  • 識別番号:170 JBO
  • 1時間あたりの流星数:変動
  • 月相:上弦の月
  • 活動期間:6月22日〜7月2日
  • 放射点の位置:うしかい座
  • 最もよく見える地域:北半球

この項目以降で示す「1時間あたりの流星数」は、理想的な観測条件で見られる理論上の最大数を指します。天文学では天頂出現数(ZHR)と呼ばれます。

6月うしかい座流星群の母天体は、短周期彗星のポン・ウィネッケ彗星(7P)です。この流星群の活動は予測が難しく、1998年には異例の活発化(1時間に50〜100個)が見られ、2004年にも1時間に20〜50個が観測されました。2010年にも突発出現が予想されましたが、実際には1時間に10個未満でした。多くの年では活動が非常に弱く、1時間に1〜2個ほどしか出現しません。

6月うしかい座流星群の観測条件

2026年の6月うしかい座流星群は、6月22日10:00(日本時間、01:00 GMT)頃に極大を迎えます。活動の突発的な増加は予測されていません。極大時には満ちていく月が観測を妨げる可能性があるため、月が直接視界に入らないようにするか、月が地平線の下に沈むまで待ちましょう。

7月9日〜10日:7月ペガスス座流星群

  • 識別番号:175 JPE
  • 1時間あたりの流星数:3個
  • 月相:下弦を過ぎた細い月
  • 活動期間:7月1日〜20日
  • 放射点の位置:ペガスス座
  • 最もよく見える地域:北半球

7月ペガスス座流星群は、ペガスス座α星マルカブ付近に放射点を持つ小規模な流星群です。母天体はおそらくC/1979 Y1(ブラッドフィールド彗星)です。

7月ペガスス座流星群の観測条件

2026年の7月ペガスス座流星群は、下弦を過ぎた細い月の時期に極大を迎えるため、月明かりが観測の妨げになることはありません。北半球の中緯度地域では、放射点は一晩中地平線の上にあり、現地時刻の真夜中以降が最も観測に適しています。

7月28日:7月りゅう座γ流星群

  • 識別番号:184 GDR
  • 1時間あたりの流星数:5個
  • 月相:満月の前日
  • 活動期間:7月25日〜31日
  • 放射点の位置:りゅう座
  • 最もよく見える地域:北半球

7月りゅう座γ流星群(July γ-Draconids)は、母天体が特定されていない小規模な流星群です。2017年以降、目立った活動の増加は見られていませんが、2016年には突発出現が起こり、1時間に30〜40個の流星が観測されました。

7月りゅう座γ流星群の観測条件

2026年7月28日22:00(日本時間、13:00 GMT)頃、7月りゅう座γ流星群は、2016年に突発出現を起こしたときと同じ位置に達します。流星数が増加する可能性はありますが、満月に近い時期のため、明るい月光が観測を大きく妨げるおそれがあります

7月28日:みなみのうお座流星群

  • 識別番号:183 PAU
  • 1時間あたりの流星数:約5個
  • 月相:満月の前日
  • 活動期間:7月15日〜8月10日
  • 放射点の位置:みなみのうお座
  • 最もよく見える地域:南半球

みなみのうお座流星群は、みなみのうお座で最も明るい星フォーマルハウトの近くに放射点を持つ、あまり知られていない小規模な流星群です。放射点がより高く昇る南半球の方が観測に適しています。大気圏への突入速度は約44km/sで、流星としては平均的な速さです。

みなみのうお座流星群の観測条件

みなみのうお座流星群は、放射点が空の最も高い位置に達する夜明け前の数時間が観測に最適です。2026年の極大は満月に近く、観測はほぼ不可能です。

7月30日〜31日:みずがめ座δ南流星群

  • 識別番号:005 SDA
  • 1時間あたりの流星数:25個
  • 月相:満月に近い、明るい欠けていく月
  • 活動期間:7月12日〜8月23日
  • 放射点の位置:みずがめ座
  • 最もよく見える地域:南半球と北半球の低緯度地域

みずがめ座δ南流星群(δ-Aquariids)は、南天で見られる特に活発な流星群の一つです。1977年と2003年には、1時間に約40個の突発出現が報告されました。流星物質の正確な起源は分かっていません。母天体の候補の一つはマックホルツ彗星(96P)で、もう一つの候補は木星族彗星P/2008 Y12(SOHO)です。

みずがめ座δ南流星群の観測条件

2026年のみずがめ座δ南流星群は7月30日〜31日に極大を迎え、やぎ座α流星群の極大と重なります。残念ながら、満月直後に極大となるため、観測条件は良くありません。より多くの流れ星を見るには、木や建物、丘などで月が隠れる場所から観測してみましょう。詳しくはみずがめ座δ南流星群の特集記事をご覧ください。

7月30日〜31日:やぎ座α流星群

  • 識別番号:001 CAP
  • 1時間あたりの流星数:5個
  • 月相:満月に近い、明るい欠けていく月
  • 活動期間:7月3日〜8月15日
  • 放射点の位置:やぎ座
  • 最もよく見える地域:両半球

やぎ座α流星群(α-Capricornids)の母天体は、NEAT彗星(169P)です。流星数は多くありませんが、ゆっくりと移動する明るい流星を生み、ときには火球も現れます。

やぎ座α流星群の観測条件

2026年のやぎ座α流星群は、満月直後に極大を迎えるため、観測条件は決して理想的ではありません。それでも、ゆっくりと流れる印象的な明るい流星が多いため、観測する価値はあります。暗い場所を選び、月が直接視界に入らないようにして流れ星を探しましょう。詳しくはやぎ座α流星群の特集記事をご覧ください。

6月〜9月に流れ星を見る方法

流星群の観測を存分に楽しむための基本的なポイントを紹介します。さらに詳しい情報は、流れ星の観測・撮影方法に関する特集記事をご覧ください。

流星群を見るのに最適な時間は?

流星を見られる可能性を高めるには、観測する時間が重要です。次のポイントを押さえておきましょう。

  • 極大の夜:流星群は毎年決まった時期に活動し、特定の夜に極大を迎えます。今後の流星群の具体的な日付は、流星群カレンダー、またはSky Tonightアプリのカレンダーにある「流星群」セクションで確認できます。

  • 月明かり:明るい月があると暗い流星が見えにくくなります。新月の夜、または月が沈んだ後に観測するのがおすすめです。当サイトのインタラクティブな月カレンダーでは、月相を切り替えながら、現在地の月の出・月の入り時刻を確認できます。

流星群を見るのに最適な場所は?

街明かりや光害から離れた場所を選びましょう。空が暗いほど流星を見つけやすくなります。また、高い木や建物で視界が遮られる場所も避けてください。空を広く見渡せる開けた野原、公園、高台などがおすすめです。

流星を見るにはどこを見ればいい?

各流星群には、流星が飛び出してくるように見える空の一点、放射点があります。例えば、ペルセウス座流星群の放射点はペルセウス座にあります。現在地に合わせたインタラクティブな星図を備えたSky Tonightアプリを使えば、放射点を簡単に見つけられます。放射点が高く昇るほど流星数は増えますが、放射点そのものを見続ける必要はありません。むしろ放射点付近の流星は遠近法の影響で軌跡が短く見えるため、少し離れた方向を見る方がおすすめです。流星は空のどこにでも現れるので、寝転がって、できるだけ広い範囲の空を眺めましょう。

流星の観測や撮影に役立つヒントは、インフォグラフィックでも確認できます。

流星群を解説:流れ星とは?
流れ星の正体が気になったことはありますか?このインフォグラフィックで、流星がどのように生まれるのか、空で観察・撮影する方法を学びましょう。
インフォグラフィックを見る

2026年6月〜9月の流星群:まとめ

8月は、今シーズンでも特に流星観測のチャンスに恵まれた月です。まず、南半球から見やすい小規模なエリダヌス座エータ流星群8月7日に極大を迎えます。今月のメインイベントは、北半球の中緯度地域から最もよく見える8月12日〜13日のペルセウス座流星群です。新月のため月明かりの影響はありません。通常の天頂出現数(ZHR)は最大100ですが、2026年は通常活動の流星数が少なくなると予想されています。その後、8月17日にははくちょう座κ流星群が極大を迎えます。活動ははるかに小規模ですが、時折明るい火球が現れる可能性があります。

Sky Tonightアプリを使って、流星群の極大日を確認し、空にある放射点を探し、リマインダーを設定してベストな観測時間を逃さないようにしましょう。

クイズに挑戦して、流れ星を見る準備ができているかチェックしてみましょう!2026年の主な流星群カレンダーもぜひご覧ください。晴れた夜空の下で、観測を楽しめますように!

Meteor Showers Quiz
このクイズに答えて、流星の狩りの準備ができているかどうかを確認し、多く流星を捕まえるための役立つヒントを入手します。
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