2026年7月下旬にピークを迎える流星群:みずがめ座δ流星群、やぎ座α流星群など

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主題:流星群

2026年7月30〜31日の夜、2つの流星群が同時に見ごろを迎えます。みずがめ座δ南流星群とやぎ座α流星群が同時にピークを迎え、中速の流星と、明るくゆっくり動く火球が一緒に楽しめます。月は明るいものの、この重なりにより、7月下旬で最も見応えのある流星イベントになります。さらに、より弱い2つの流星群、7月りゅう座γ流星群とみなみのうお座流星群も同じ頃にピークを迎えます。流星をいつ、どこで見ればよいのか、そしてできるだけ多くの流れ星を見るコツを紹介します。

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流星群2026年のピーク理想的な出現数最もよく見える地域特徴
みずがめ座δ南流星群7月30〜31日ZHR 25南半球、熱帯地域中速の流星が安定して流れる
やぎ座α流星群7月30〜31日ZHR 5両半球ゆっくり動く明るい火球
7月りゅう座γ流星群7月28日ZHR 5、短時間の増加の可能性あり北半球予測が難しい。突発出現の可能性をチェック
みなみのうお座流星群7月28〜29日ZHR 5南半球南天の小規模な流星群

2026年のみずがめ座δ南流星群

Southern Delta Aquariids’ radiant
みずがめ座δ南流星群の放射点は、暗い星スカト(みずがめ座デルタ星)の近くにあります。明るい星フォーマルハウトとペガサス座の大四辺形を手がかりに探しましょう。北半球では放射点が南の空に現れ、南半球では天頂付近に見えます。画像左はアメリカ・イリノイ州スプリングフィールドからの眺め、右はオーストラリア・シドニーからの眺めです。

みずがめ座δ南流星群(しばしば単にみずがめ座δ流星群とも呼ばれる)は、年間を通じて最も安定的で活動期間の長い流星群のひとつです。劇的なピークはありませんが、7月下旬から8月上旬にかけて数週間にわたり一定の活動が続きます。2026年はやぎ座α流星群と同夜に極大を迎え、ダブル流星群の見事なショーを楽しめます。

  • 活動期間:7月12日〜8月23日
  • 極大:7月30日〜31日
  • 流星数:1時間あたり約25個
  • 月の照らされている割合:満月の翌日
  • 放射点:みずがめ座
  • 推定母天体:マッホルツ彗星(96P)
  • 観測に最適な地域:南半球および北半球の低緯度地域

2026年のみずがめ座δ南流星群:見え方の予報

残念ながら、2026年のみずがめ座δ南流星群の観測条件はあまり良くないと予想されています。流星群の極大が満月直後にあたるため、夜の大部分で明るい月が空にあり、暗い流星の多くが月明かりにかき消されてしまいます。ピークの夜に少しでも多くの流星を見るためには、月が木や建物、丘などに隠れる場所を選んで観測することをおすすめします。

2026年、みずがめ座δ南流星群の観測時期

みずがめ座δ南流星群は、2026年7月30日頃に活動のピークに達すると予想されています。しかし、この流星群は顕著な極大を伴わないことで知られており、むしろ数夜にわたって安定した活動を続けます。そのため、予測された極大を見逃しても流星を捉えやすいでしょう。公式の活動期間は7月12日~8月23日で、最適な観察時期は7月下旬から8月上旬の数日間です。

みずがめ座δ南流星群の極大が7月30日〜31日で、その時期は月がとても明るいため、極大の約1週間前のほうが良い眺めが期待できるかもしれません。この頃であれば月の光度が今より低く、真夜中ごろには月が沈むため、空がより暗くなり、流星をとらえられるチャンスがずっと高くなります。

2026年のみずがめ座δ南流星群の見える場所

みずがめ座δ南流星群は、放射点(みずがめ座で)が夜を通して高く昇り続ける南半球で最もよく見えます。しかし、遠く南に行かなくても楽しめます。アメリカ南部、メキシコ、南ヨーロッパ、アジアの一部など北半球の低緯度地域でも、特に街明かりを避けた場所であれば多くの流星を観察できます。

2026年のみずがめ座δ南流星群の観察方法

より多くの流れ星を捉えるには、空が広く開けた暗い場所を選びましょう。北半球では放射点が南の低空に位置するため、南向きに空を見上げるのがベストです。南半球では放射点が頭上近くまで昇るので、ただ空全体を見渡せば流星が見つかります。

みずがめ座δ南流星群の流れ星は空のどこにでも飛びます。仰向けになってリラックスし、暗闇に目を慣らすために20~30分ほど我慢して空をできるだけ広く見渡しましょう。特別な機材は不要です。必要なのは、澄んだ夜空と少しの忍耐、そして快適に過ごせる場所だけです。

もっと流れ星を見つけるコツを知りたいですか?詳しい観察のヒントは、こちらの記事の流星観察ガイドをご覧ください。

みずがめ座δ南流星群とペルセウス座流星群の見分け方

7月下旬にみずがめ座δ南流星群とペルセウス座流星群が同時に活動するため、北半球では同じ夜に両方の流星を見ることがあります。見分けるには、どの方向から飛んでくるかを確認しましょう。みずがめ座δ南流星群はみずがめ座から放射し、一般に南の空に放射点があります。一方、ペルセウス座流星群は北東の空のペルセウス座から放射します。真夜中以降に複数方向から流星が飛んでくるのを見かけたら、両流星群が夜空で交差する瞬間に出会えるかもしれません。

2026年のやぎ座α流星群

Alpha Capricornids' radiant
やぎ座α流星群の放射点は、やぎ座のアルゲディ(やぎ座アルファ星)の近くにあります。わし座の明るい星アルタイルを手がかりに探せます。北半球では放射点が南東の低空に見え、南半球ではより高く昇り、探しやすくなります。画像左はアメリカ・ノースカロライナ州ローリーからの眺め、右はオーストラリア・メルボルンからの眺めです。

やぎ座α流星群は、流星数としては小規模な流星群ですが、明るくゆっくり動く火球を生み出すことで知られています。2026年はみずがめ座δ南流星群と極大が重なり、7月30~31日はオーストラリアをはじめ南半球の観測者にとって格別の夜となります。

  • 活動期間:7月3日〜8月15日
  • 極大:7月30日〜31日
  • 流星数:1時間あたり約5個
  • 月の照らされている割合:満月の翌日
  • 放射点:やぎ座
  • 母天体:NEAT彗星(169P)
  • 観測に最適な地域:南半球および北半球の低緯度地域

2026年のやぎ座アルファ流星群:見え方の予報

2026年は、やぎ座アルファ流星群の極大が満月直後にあたるため、観測条件は良くありません。それでも、この流星群は挑戦してみる価値があります。やぎ座アルファ流星群の流星は速度が遅く、非常に明るいものが多いため、強い月明かりの中でもいくつかの火球が見られる可能性があります。ベストを狙うなら、なるべく暗い場所を選び、月を直接視界に入れないようにして観測するのがおすすめです。

2026年やぎ座アルファ流星の群観測時期

やぎ座アルファ流星群は、2026年7月30日〜31日の夜に極大を迎えると予想されています。このタイミングでは南デルタみずがめ座流星群とも重なるため、2つの流星群を同時に観測できるチャンスでもあります。しかし今年は、ほぼ満月に近い月が空を明るく照らし、多くの暗い流星をかき消してしまうため、見かけの流星数は平年より少なく感じられるでしょう。

より暗い空で観測したい場合は、極大のおよそ1週間前の観測を検討してみてください。この頃になると、月は真夜中ごろに地平線の下へ沈み、そのあとの夜更け〜未明の時間帯は、やぎ座アルファ流星群の流星をとらえるのにずっと良い条件になります。

ちなみに、7月下旬だけが流星を楽しめる時期ではありません。次回の星空観察計画に役立つ6月~9月の流星群ガイドもぜひご覧ください。

2026年やぎ座α流星群の観察に適した場所

やぎ座α流星群は、放射点(やぎ座で)が頭上高く昇るオーストラリアでの観察に最適です。シドニーからメルボルン、そしてクイーンズランド州、南オーストラリア州、西オーストラリア州全域で、素晴らしいオーロラの観測スポットがあります。最高の体験をするためには、都市の明かりから離れることをお忘れありません。

この流星群は南半球で特に見やすいですが、北半球の多くの地域からも観察できます。アメリカ南部、南ヨーロッパ、北アフリカ、アジア南部などの中緯度地域では、放射点が夜遅くに高く昇る時間帯に、多くの流れ星を楽しむことができます。

2026年のやぎ座α流星群の観察方法

やぎ座α流星群を楽しむには、開けた暗い空の場所を選び、リラックスして星空観察の夜を過ごしましょう。流星は空のあらゆる場所に現れるため、仰向けに寝そべり、空を見上げて広く見渡すのが最適です。放射点(やぎ座)を直接向く必要はなく、放射点が地平線上に昇った後は空の様々なエリアで流星を見ることができます。

流星数は少なめですが、この流星群の魅力は「質の高さ」にあります。明るい火球は非常に印象的で、みずがめ座δ南流星群 の流星と合わせると、忘れられない夜空のショーを演出してくれます。

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2026年7月下旬に観察できる小規模流星群

2026年7月りゅう座γ流星群:珍しい北半球の流星群(突発出現の可能性あり!)

7月7月りゅう座γ流星群は、観察例が稀で予測が非常に難しい流星群で、7月下旬に発生し北半球で見られます。通常は微光かつ短期間の活動で見逃されがちですが、2016年には突発的で著しい出現を見せた例があります。2026年は地球が再び同じ宇宙領域を通過するため、今年は特に注目の年と言えます。

  • 活動期間:7月25日〜31日
  • 極大:7月28日
  • 流星数:1時間あたり約5個
  • 月の照らされている割合:満月の前日
  • 放射点:りゅう座
  • 母天体:不明
  • 観測に最適な地域:北半球

2026年みなみのうお座流星群:南半球での控えめな流星群

みなみのうお座流星群は、7月下旬に活動する微光の流星群です。爆発的な活動はありませんが、賑わう流星週間にわずかに流星を追加します。南半球で最もよく見え、より明るいみずがめ座δ南流星群ややぎ座α流星群に影を潜めがちです。

  • 活動期間:7月15日〜8月10日
  • 極大:7月29日
  • 流星数:1時間あたり約5個
  • 月の照らされている割合:満月
  • 放射点:みなみのうお座
  • 母天体:不明
  • 観測に最適な地域:南半球

2026年7月下旬の流星群:ポイントまとめ

7月下旬で最も注目したい流星イベントは、2つの流星群が同時に見ごろを迎える夜です。7月30〜31日の夜、みずがめ座δ南流星群とやぎ座α流星群が一緒にピークを迎えます。明るい月明かりがあっても、この重なりにより、中速の流星と、ときどき現れる明るい火球の両方を見るチャンスがあります。南半球の観察者には、みなみのうお座流星群がいくつかの流星を加えてくれるかもしれません。一方、北半球では7月りゅう座γ流星群が予想外の突発出現を見せる可能性があります。さらにおまけとして、7月下旬には**最初のペルセウス座流星群の流星**もすでに活動しており、8月で最も有名な流星群をひと足早く楽しめます!

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流星群を解説:流れ星とは?
流れ星の正体が気になったことはありますか?このインフォグラフィックで、流星がどのように生まれるのか、空で観察・撮影する方法を学びましょう。
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