2026年流星群カレンダー:主な流星群の一覧
このガイドには、流星群の活動日、見ごろの時間帯、放射点位置、1時間あたりの流れ星の数など、今後の流星群について知っておくべきことがすべて掲載されています。また、空の流星を見るためのヒントを提供し、流れ星に関する最も一般的な質問に答えます。流星群カレンダーを手元に持ちたいなら、Sky Tonightアプリをダウンロードしてください。
内容
2026年のおすすめ流星群
以下のリストには、2026年に起こる注目の流星群をまとめました。いずれも天頂1時間あたりの出現数(ZHR)が 少なくとも毎時10個 あります。観測条件が良く、とくに有望な流星群には⭐️を付けました。

しぶんぎ座流星群の極大:1月3日〜4日 ⭐️

- 流星数/時:最大80
- 流星の色:黄色とオレンジ
- 月の照度:99%
- 放射点の位置:うしかい座
- 見える地域:北半球
その年最初の流星群であるしぶんぎ座流星群は、見ごたえ抜群の天体ショーです。条件が整えば、1時間に何十個もの流れ星が見られます。不幸にも2026年のしぶんぎ座流星群の極大は満月と重なり、見える流星の数は大きく減って(1時間あたり約10個まで) しまうでしょう。月のまぶしさを抑えるため、満月を木や高い建物の陰に隠して観測するのがおすすめです。また、しぶんぎ座流星群は極大後でも明るい火球を出すことで知られているので、1月12日まで流星観測を続けてみてください。
こと座流星群の極大:4月22日〜23日 🌟

- 流星数/時:最大18
- 流星の色:白と青
- 月の照度:38%
- 放射点の位置:こと座
- 見える地域:世界中(ただし北半球のほうが有利)
国際流星機構によると、こと座流星群は中規模の流星群で、ときどき明るい火球を出すことがあります。2026年は観測条件は良好で、上弦前の三日月は大きな妨げにはならないでしょう。北半球の中緯度では現地時刻22:30ごろ以降、南半球の中緯度では深夜0時以降に観測を始めるのがおすすめです。
みずがめ座η(エータ)流星群の極大:5月5日〜6日

- 流星数/時:最大50
- 流星の色:白
- 月の照度:82%
- 放射点の位置:みずがめ座
- 見える地域:世界中
空が澄んだ暗い夜に南半球の低〜中緯度で観測すると、みずがめ座η流星群は1時間に最大50個の流星が見られることがあります。赤道より北では、1時間に10〜30個ほどの流れ星が見られます。2026年は満月のわずか5日後に極大を迎えるため、明るい月が夜の大半で地平線上にあり、暗い流星の多くが見えにくくなるでしょう。観測条件を少しでも良くするには、木や建物で月明かりを遮ってみてください。みずがめ座η流星群の観測に最適な時間帯は、明け方前の数時間です。
みなみのうお座δ(デルタ)流星群の極大:7月30日〜31日

- 流星数/時:最大25
- 流星の色:白
- 月の照度:98%
- 放射点の位置:みずがめ座
- 見える地域:世界中(ただし南半球のほうが有利)
みなみのうお座δ流星群は活動が活発な流星群のひとつで、南半球からの観測に向いています。ただし流星は比較的暗く、観測条件が万全でないと見つけにくいのが特徴です。2026年は極大の夜がほぼ満月に近く、観測条件は決して良くありません。流星自体が暗いことが多いため、月明かりの影響で、いつも以上に見つけるのが難しくなるでしょう。いつものように、建物や木、丘などで月のまぶしさを遮ってみてください。さらに、δ流星群は数週間にわたって安定した活動が続くことでも知られているので、極大後に観測するのも一つの手です。
ペルセウス座流星群の極大:8月12日〜13日 🌟

- 流星数/時:最大100
- 流星の色:白
- 月の照度:0%
- 放射点の位置:ペルセウス座
- 見える地域:北半球
ペルセウス座流星群は、赤道より北で見られる「一年で最高の流星群」として名高い存在です。暖かい8月の夜に極大を迎え、速くて明るい流星がたくさん流れます。2026年は8月12日が新月のため、観測条件は抜群です。月明かりや街明かりなどの光害がない暗い空なら、1時間に最大100個の流星が見られる可能性があります。
2026年のペルセウス座流星群には、さらにうれしいおまけがあります。 皆既日食と大惑星直列です!8月12日の朝、日の出前に、6つの惑星が空に並びます:木星、水星、火星、天王星、土星、海王星。このうち4つは肉眼でも見えるほど明るい天体です。
同日の午後には皆既日食が起こり、グリーンランド、アイスランド、ポルトガル、スペインで見ることができます。ヨーロッパの広い範囲でも、太陽の大部分が欠ける深い部分日食が見られるでしょう。
そのあとはいったん休憩して、明け方前にもう一度起きてみてください。ペルセウス座流星群は、日の出前の最後の暗い時間帯に最もよく見えることが多いのです。
オリオン座流星群の極大:10月20日〜21日 🌟

- 流星数/時:最大20
- 流星の色:主に白(ときどき赤・緑・黄)
- 月の照度:70%
- 放射点の位置:オリオン座
- 見える地域:世界中
オリオン座流星群は中規模の流星群で、ときどき活動が急増することがあります。たとえば、アメリカ流星協会によると、2006〜2009年には極大時の出現数がペルセウス座流星群に迫り、1時間あたり50〜75個に達したこともありました。今年は観測条件が比較的良好で、十三夜の月(上弦後の凸月)は深夜0時を過ぎてから数時間で沈むため、その後は月明かりのない時間がしばらく続きます。真夜中から明け方までオリオン座流星群の流星を探してみてください。
しし座流星群の極大:11月17日〜18日 🌟

- 流星数/時:最大15
- 流星の色:白
- 月の照度:55%
- 放射点の位置:しし座
- 見える地域:世界中
しし座流星群は、壮大な流星嵐を起こすことで最も有名です。たとえば1966年には、アメリカの観測者が1秒あたり40〜50個の流星を見たと報告していますが、通常は1時間あたり15個程度が一般的です。しし座流星群の放射点は深夜ごろに昇り、明け方に最も高くなります。2026年は上弦の月が深夜0時ごろに沈むため、月明かりは観測の妨げになりにくいでしょう。
ふたご座流星群の極大:12月13日〜14日 🌟

- 流星数/時:最大150
- 流星の色:白、青、黄、緑、赤
- 月の照度:20%
- 放射点の位置:ふたご座
- 見える地域:世界中(ただし北半球のほうが有利)
ふたご座流星群は、1年の中でも特に見応えのある流星群のひとつです。流星は明るく数も多く、色がはっきりしていて、動きが比較的ゆっくりなのが特徴です。2026年は月が上弦前の三日月で、観測条件は良好です。赤道より北では、ふたご座流星群の放射点は日没ごろに昇るため、夕方から観測を始められます。南半球では放射点が現地時刻の深夜0時ごろに昇り、午前2時ごろに南中します。
こぐま座流星群の極大:12月21日〜22日

- 流星数/時:最大10
- 流星の色:主に白と黄
- 月の照度:95%
- 放射点の位置:こぐま座
- 見える地域:北半球
こぐま座流星群は小規模な流星群で、毎年12月の至点の前後に極大を迎え、1時間に5〜10個ほどの流れ星をもたらします。この流星群は、ちょうど1週間前に強力なふたご座流星群が起こるため、見過ごされがちです。2026年は極大が満月のわずか2日前に当たり、月明かりが観測の妨げになるでしょう。予報では、2026年12月22日14:00(GMT)ごろに活動が増加し、1時間あたり最大20個の流星が見える可能性があるとされていますが、明るい月明かりで多くが見えにくくなる可能性があります。こぐま座流星群の放射点は北半球の高緯度では地平線下に沈まないため、北半球では一晩中活動が続きます。
流星群の見方
これは、2026年に注目すべき流星群のリストです。その年に起こるすべての流星群と極大日を知りたい場合は、Sky Tonightのカレンダーをご利用ください。画面下部のカレンダーアイコンをタップし、「流星」タブを開くと確認できます。

ここでは、流星観測体験を向上させるのに役立ついくつかの基本的なヒントを紹介します。流星についての知識をテストしたい場合は、流れ星をキャッチする方法についてクイズに答えてください!

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天気予報をチェックします。 流星の数を最大限に見るには、澄んだ空が必要です。雲、雨、雪は観測を簡単に台無しにしてしまいます。星空アプリSky Tonightの「今夜観測できるもの」というセクションで、最も近い日付の天気予報を確認できます。
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暖かい服装が必要です。流星が現れるのを待っている間、あなたはかなり寒くなるかもしれません。夏でも着替えを持っていきましょう。温かい飲み物も体を温めるのに役立ちます。
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ブランケットまたはデッキチェアを持って方がいいです。流星探しは上を見上げることが多いので、立っているよりも、毛布に寝そべったり、リクライニングチェアに座ったりするのがベターです。
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天頂を見ます。流星は流星群の放射点に由来するように見えますが、実際には空のどこにでも現れる可能性があります。そのため、空が広く見えるほど、流れ星を見つけられる可能性が高くなります。ここでの良い方法は、仰向けに寝て、まっすぐ上を見ることです。
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赤色の懐中電灯を使用します。通常の懐中電灯とは異なり、赤色の懐中電灯は夜間視力を維持します。赤色の懐中電灯を作るには、通常の懐中電灯に赤いセロファンを巻き付けるだけです。
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スマートフォンを見ないようにして方がいいです。スマートフォンの明るい画面は暗視に悪影響を与えるため、使用を避ける必要があります。星空観察アプリを利用する必要がある場合は、ナイト・モードをオンにすると、目が少し楽になります。
流星群の観測や撮影のコツは、専用記事「流星群の観測・撮影のヒント」で詳しく紹介しています。図解で知りたいですか?もちろん用意しています!インフォグラフィックで、流星群について知っておきたいことをすべてチェックしてみてください。

よくある質問
流星とは何ですか?
流星(「流れ星」)とは、空に見える明るい光の筋のことです。彗星や小惑星のちりの微粒子(流星体)が地球の大気圏に突入し、加熱されて蒸発することで発生します。流星・流星体・隕石の違いをもっと知りたい方は、こちらのクイズをどうぞ:流星・流星体・隕石クイズ。

流星の速度は何ですか?
アメリカ流星協会によると、宇宙塵(将来の流星)の粒子は、11 km/sから72 km/sの範囲の速度で地球の大気に突入します。しし座流星群はすべて流星群の中で最も速い流星を生み出すと考えられています。
流星の色は何ですか?
流星は、流星体の化学組成と、その原子と大気中の分子との相互作用に応じて、さまざまな色をとることができます。主な流星の色は次のとおりです(対応する化学元素は括弧内にあります):
- 白色(鉄またはアルミニウム)
- 橙黄色(ナトリウム)
- 黄色(鉄)
- 青緑(マグネシウム)
- 紫色(カルシウム)
- 赤(大気中の窒素と酸素)
流星雨とは何ですか?
流星雨は、1時間あたり千個以上の流星を生成する流星群です。それらは、地球が彗星の破片の軌跡の非常に密集した部分を通過するときに発生します。最近の歴史の中で最も壮観な流星嵐は、1966年のしし座流星群の爆発でした。
2026年の流星群まとめ
今年は流星観測の条件がとても良好です。ペルセウス座流星群、オリオン座流星群、ふたご座流星群をはじめ、主要な流星群の多くが空の暗い時間帯に極大を迎えます。流星群を含むあらゆる天文現象をまとめた便利で詳細なカレンダーは、無料のSky Tonightアプリで入手できます。

流星観測を成功させる準備として、こちらの役立つインフォグラフィックもぜひご覧ください: 流星群について。

