2026年8月の満月(スタージョンムーン):日時と月食

~14 min

伝統的にスタージョンムーンと呼ばれる2026年8月の満月は、日本時間8月28日(金)13:18(04:18 GMT)に起こります。月はみずがめ座で輝きます。今回の満月では、深い部分月食が起こることにも注目です。

あなたの街でスタージョンムーンが昇る時刻を知りたいですか?無料の天文アプリSky Tonightをお使いください。この記事では、スタージョンムーンという名前の意味や、観測に適した方法を紹介します。

内容

2026年8月の満月:基本情報

  • 日付: 2026年8月28日
  • 満月の時刻: 日本時間13:18(04:18 GMT)
  • 満月のように見える期間: 8月27~29日ごろ
  • 名前と意味: スタージョンムーン — 五大湖周辺で晩夏にチョウザメ漁が行われた時期に由来する
  • 空での位置: みずがめ座
  • 特別な現象: 深い部分月食で、月面の約96%が地球の影に覆われる

2026年8月の月の日時

2026年8月の月相

2026年8月の月相
2026年8月の毎日の月が、北半球と南半球からどのように見えるかを示しています。月相について詳しくは、インタラクティブな月カレンダーをご覧ください。

2026年8月の主な月相の正確な日時は次のとおりです。

  • 下弦: 日本時間8月6日11:21(02:21 GMT)
  • 新月: 日本時間8月13日02:37(8月12日17:37 GMT)
  • 上弦: 日本時間8月20日11:46(02:46 GMT)
  • 満月: 日本時間8月28日13:18(04:18 GMT)

知っていましたか? 満月は肉眼で見ると印象的ですが、双眼鏡や望遠鏡で月面を観察するなら、上弦や下弦のころの方が適しています。月の昼と夜の境界線である明暗境界線に沿って影が伸びるため、クレーター、山、尾根がよりはっきり見えます。

2026年8月の毎日の月相を確認したい方は、インタラクティブな月カレンダーをご覧ください。

2026年8月の満月はいつ?

8月の満月は、日本時間2026年8月28日(金)13:18(04:18 GMT)に起こります。この瞬間、月は地球の空で太陽の反対側に位置し、満月を迎えます。ただし、肉眼では正確な満月時刻の前後約1日、つまり8月27日、28日、29日に満月のように見えます。

南北アメリカの多くの地域では、満月の瞬間は8月27日から28日にかけての夜に訪れます。ヨーロッパでは8月28日の早朝、アジアとオセアニアでは8月28日の日中です。

Sky Tonightアプリでは、指定した日の月の姿を確認できます。カレンダーアイコンをタップし、「月」タブを開いて日付を選択してください。現在地での月相、照明率、角直径、向き、月の出、月の入りが表示されます。

2026年8月の満月:主なタイムゾーンの時刻

8月の満月が各地域で起こる時刻は次のとおりです。

北米・南米

  • 米国東部時間:8月28日 午前0:18
  • 米国中部時間:8月27日 午後11:18
  • 米国山岳部時間:8月27日 午後10:18
  • 米国太平洋時間:8月27日 午後9:18
  • ブラジル時間:8月28日 午前1:18

ヨーロッパ

  • 英国夏時間:8月28日 05:18
  • 中央ヨーロッパ夏時間:8月28日 06:18

アジア

  • インド標準時:8月28日 09:48
  • 中国標準時:8月28日 12:18
  • 日本時間:8月28日 13:18

オセアニア

  • オーストラリア東部標準時:8月28日 14:18
  • ニュージーランド標準時:8月28日 16:18

2026年8月の新月はいつ?

新月は日本時間2026年8月13日02:37(8月12日17:37 GMT)に起こります。この新月は太陽の正面を通過し、北極圏、グリーンランド、アイスランド、スペイン、ポルトガルを横切る細い帯で皆既日食を起こします。さらに広い地域では部分日食が見られます。

月明かりのない8月12~13日の夜は、ペルセウス座流星群の極大とも重なるため、暗い空で流星を見る絶好の条件となります。

2026年8月の満月を見るのに最適な時間

満月を見るなら、正確な満月時刻に最も近い日の現地の月の出ごろがおすすめです。地平線近くの月は特に大きく、鮮やかな色に見えることがあります。また、高度が低いため、建物、木、風景と一緒に写真へ収めやすくなります。

2026年は、南北アメリカとヨーロッパでは8月27日の夕方、アジアとオセアニアでは8月28日の夕方が正確な満月時刻に近くなります。

以下は、日本各地における8月の満月ごろの月の出時刻です。

都市日付月の出時刻(日本時間)
札幌8月28日午後6:15
仙台8月28日午後6:12
東京8月28日午後6:14
名古屋8月28日午後6:25
大阪8月28日午後6:30
福岡8月28日午後6:50
那覇8月28日午後6:56

部分月食が見える地域では、最適な観測時刻は日本時間8月28日13:13(04:13 GMT)ごろの食の最大です。地球の暗い影が月面を徐々に覆う様子を見るには、その30~60分前から観測を始めましょう。日本では食の最大が日中で、月も地平線下にあるため、この月食を見ることはできません。

現在地での正確な月の出と月食の時刻を知りたい場合は、Sky Tonightで月または8月の月食を検索してください。現在地から月食が見えるかどうかや、月が空のどこに現れるかを確認できます。

月の錯視:スタージョンムーンが巨大に見える理由

月の出ごろ、8月の満月は夜遅くよりもはるかに大きく見えることがあります。これは月の錯視です。月自体が突然大きくなるわけではなく、脳が地平線近くの建物、丘、木などの見慣れた物体と比較することで、大きく感じられます。

この効果は、スタージョンムーンがまだ空の低い位置にある月の出直後に最も分かりやすくなります。地平線近くでは、月の光が地球の大気を長く通過するため、黄色、オレンジ色、赤みを帯びて見えることもあります。

8月の満月と部分月食

2026年8月の部分月食:見える地域マップ
このマップは、2026年8月27〜28日の部分月食が見える地域を示しています。南北アメリカでは全体的に最もよく見えます。一方、ヨーロッパとアフリカでは、月の入り近くに月食が見られます。アジアや、見える地域の外にある周辺地域では、現象中に月が地平線の下にあるため、この月食は見られません。

2026年8月27~28日の夜、満月のスタージョンムーンが地球の影を通過し、深い部分月食が起こります。最大時には月のほぼ全体が、地球の影の最も暗い部分である本影に入り、細い明るい縁だけが影の外に残ります。

皆既月食ではありませんが、見た目は非常によく似る可能性があります。影に覆われた月面の大部分が、落ち着いた赤色、茶色、銅色に見えることがあります。

観測できる時刻と地域については、2026年8月27~28日の部分月食の詳しいガイドをご覧ください。

8月の満月は何座にある?

8月の満月は何座にある?
2026年8月の満月は、みずがめ座に位置します。占星術では、うお座にあります。

2026年8月の満月は、空ではみずがめ座に位置します。一方、占星術では、2026年8月の満月はうお座にあります。この違いは、占星術の星座と天文学上の星座が黄道を異なる方法で分割していることに加え、地球の歳差運動によって両者の位置関係が数千年にわたって徐々にずれてきたためです。

詳しくは、インフォグラフィック12の星座宮と黄道上の13星座をご覧ください。

Zodiac signs and ecliptic constellations
12個星座の占星術の概念が現代の13個の黄道星座とどのように対応しているのか、そしてなぜへびつかい座が除外されたのかを発見しましょう。今すぐインフォグラフィックをチェック!
インフォグラフィックを見る

8月の満月の名前:スタージョンムーンと呼ばれる理由

8月の満月は、伝統的にスタージョンムーンと呼ばれています。この名前は一般に、五大湖周辺に暮らす先住民と関連付けられています。この地域では、晩夏が湖に生息するチョウザメやその他の魚を捕る重要な季節でした。

チョウザメは、祖先が2億年以上前に出現した古代魚です。種類によっては全長数メートルに成長し、100年以上生きることもあります。現在、多くのチョウザメの個体群が、乱獲、ダム、生息地の喪失、水質汚染によって脅かされています。

8月の満月の別名

8月の満月の名前
8月の満月は、スタージョンムーンという名前で最もよく知られています。ほかにも、フライングアップムーン、マウンテンシャドウズムーン、ライトニングムーンなどの伝統的な名前があります。

さまざまな文化で、8月の満月には収穫、実りを迎える植物、動物、季節の天候にちなんだ名前が付けられてきました。よく知られている別名には、次のようなものがあります。

  • フライングアップムーン(飛び立つ月) — 若い鳥が飛び方を覚える時期を表すクリー族の名前
  • コーンムーン(トウモロコシの月) — 実ったトウモロコシの収穫に関連するアルゴンキン族とオジブワ族の名前
  • ハーベストムーン(収穫月) — 作物の収穫期を示すダコタ族の名前
  • ライシングムーン(野生米の月) — ワイルドライスの収穫に関連するアニシナアベ族の名前
  • ブラックチェリーズムーン(黒いサクランボの月) — チョークチェリーの実りを表すアシニボイン族の名前
  • マウンテンシャドウズムーン(山影の月) — 8月の満月が山々に落とす長い影に着想を得たトリンギット族の名前
  • ブルーベリームーン(ブルーベリーの月) — 野生のブルーベリーの収穫に関連するオジブワ族の名前
  • ウィートカットムーン(小麦刈りの月) — 小麦の収穫を示すアングロサクソンの名前
  • グレインムーン(穀物の月) — 晩夏の穀物収穫に関連するヨーロッパの名前
  • ウィルトムーンまたはウォートムーン(薬草の月) — 薬草の採集に関連するアングロサクソンの名前
  • ライトニングムーン(稲妻の月) — 晩夏の雷雨に関連するヨーロッパの名前

南半球では8月が冬にあたるため、季節に由来する名前には、スノームーン、ストームムーン、ハンガームーン、ウルフムーンなどがあります。

スタージョンムーンのスピリチュアルな意味

スタージョンムーン2026:スピリチュアルな意味
現代のスピリチュアルな伝統では、スタージョンムーンは回復力、内なる強さ、深い感情の内省を象徴します。

現代のスピリチュアルな伝統では、スタージョンムーンはしばしば回復力、内なる強さ、深い感情の内省と結び付けられます。この象徴は、深い水の中を泳ぐ、古くから生き続けてきたチョウザメの姿に一部由来しています。

この満月を、水面下で育ってきたものを振り返り、自分自身の成長を認め、避けてきた感情を手放す機会と考える人もいます。2026年の月食は、占星術的な解釈に変化や解放というテーマを加えるかもしれません。

2026年のラクシャー・バンダンの月

2026年の8月の満月は、8月28日(金)に祝われるラクシャー・バンダンとも重なります。これは、きょうだいの間にある愛情、思いやり、守りの絆をたたえるヒンドゥー教の祭りです。

祭りでは伝統的に、姉妹が兄弟の手首にラーキーと呼ばれる飾り糸を結び、兄弟は贈り物を渡して、支え守ることを誓います。現在では、姉妹同士、友人、その他の大切な人同士でもこの儀式が行われています。

ラクシャー・バンダンは、ヒンドゥー暦シュラーヴァナ月の満月の日に祝われるため、グレゴリオ暦上の日付は毎年変わります。

2026年8月の満月:よくある質問

2026年のスタージョンムーンはいつ?

スタージョンムーンが正確に満月となるのは、日本時間2026年8月28日13:18(04:18 GMT)です。米国東部では8月28日の午前0時すぎ、さらに西の地域では8月27日夜に起こります。月はピークの前後約1日にわたり、満月のように見えます。

2026年8月のスタージョンムーンはスーパームーン?

いいえ、2026年8月のスタージョンムーンはスーパームーンではありません。 スーパームーンは、満月が月の軌道上で地球に最も近い地点である近地点付近にあるときに起こります。次のスーパームーンは2026年11月24日です。詳しくは、2026年のスーパームーンのガイドをご覧ください。

2026年8月の月食はブラッドムーン?

一般的な意味では違います。「ブラッドムーン」は正式な天文学用語ではありませんが、多くの場合は皆既月食を指します。8月28日は月の細い明るい縁が本影の外に残るため、部分月食に分類されます。ただし、暗くなった月面の大部分が赤色や銅色に見える可能性はあります。

8月の月食を見るのに日食グラスは必要?

いいえ。月食は肉眼、双眼鏡、望遠鏡で安全に観察できます。日食グラスが必要なのは日食であり、月食ではありません。

次の満月はいつ?

スタージョンムーンの次の満月は、日本時間2026年9月27日01:49(9月26日16:49 GMT)に起こります。9月の分点に最も近い満月で、伝統的にハーベストムーンと呼ばれています。

次のスタージョンムーンはいつ?

2026年8月28日の次のスタージョンムーンは、日本時間2027年8月17日16:29(07:29 GMT)に起こります。

2026年8月の満月:要点

スタージョンムーンとして知られる8月の満月は、日本時間2026年8月28日13:18(04:18 GMT)に起こります。8月27~29日ごろに明るく満月のように見え、みずがめ座に位置します。スタージョンムーンという名前は、五大湖周辺で晩夏に行われたチョウザメ漁の時期に由来します。

今年の満月は深い部分月食と重なります。月食は日本時間8月28日13:13(04:13 GMT)に最大を迎え、月面の約96%が地球の影に覆われます。

現在地での正確な月の出時刻と月相を確認するには、Sky Tonightを起動し、カレンダーアイコンをタップして、タブを開いてください。

晴れた空の下、観測を楽しめますように!

テキストクレジット:
Trustpilot