2026年7月の満月(バックムーン):日付・時刻・意味
2026年7月の満月は、伝統的にバックムーンと呼ばれ、2026年7月29日(水)23:36(日本時間、14:36 GMT)に起こります。このとき、月はやぎ座に位置します。満月の前後には、月の円盤が数夜にわたって明るく丸く見え、特に7月28日、29日、30日は見ごたえがあるでしょう。
あなたの街でバックムーンが何時に昇るのか、近くにどんな星が見えるのか知りたいですか?無料の天文アプリSky Tonightを使って確認してみましょう。この記事では、7月の満月をいつ見るべきか、なぜバックムーンと呼ばれるのか、どの星座に見えるのか、そしてスーパームーンになるのかを解説します。
内容
- 2026年7月の満月:早わかり
- 2026年7月の月の日付と時刻
- 2026年7月の満月を見るベストタイミング
- 7月の満月はどの星座に見える?
- 7月のバックムーンの意味:なぜバックムーンと呼ばれるの?
- 7月の満月の別名
- 2026年7月の満月:重要ポイント
2026年7月の満月:早わかり
- 日付:2026年7月29日
- 満月の瞬間:7月29日23:36(日本時間、14:36 GMT)
- 満月のように見える期間:7月28日〜30日ごろ
- 名前と意味:バックムーン — 真夏に若い雄ジカの新しい角が成長する時期にちなんだ名前
- 空での位置:やぎ座
- 特徴:北半球の多くの地域では月が空の低い位置に見え、南半球の多くの地域では高く見えます。日本でも、7月の満月は比較的低い空を通ります。
2026年7月の月の日付と時刻
2026年7月の月の満ち欠け

2026年7月の主な月の満ち欠けの正確な日付と時刻は以下の通りです。
- 下弦の月:7月8日04:29(日本時間、7月7日19:29 GMT)
- 新月:7月14日18:43(日本時間、09:43 GMT)
- 上弦の月:7月21日20:06(日本時間、11:06 GMT)
- 満月:7月29日23:36(日本時間、14:36 GMT)
ご存じでしたか?満月は肉眼で見ると美しいですが、望遠鏡や双眼鏡で月を観察するなら、上弦や下弦のころが特におすすめです。上弦や下弦のころは、月の昼と夜の境目である明暗境界線の近くに影ができ、クレーターや山が見やすくなります。
2026年7月のすべての月の満ち欠けの日付を知りたいですか?ウェブサイトのインタラクティブな月齢カレンダーで確認してみましょう。
2026年7月の満月はいつ?
2026年7月の満月は、2026年7月29日(水)23:36(日本時間、14:36 GMT)に起こります。この瞬間、月は最大限に照らされます。天文学では、満月とは月と太陽が地球を挟んで反対側に位置する正確な瞬間を指します。ただし、私たちの目には、その前後約1日間、月はほぼ満月のように見えます。
選んだ日に月が空でどのように見えるかは、Sky Tonightアプリで確認できます。カレンダーアイコンをタップし、「月」タブを開いて、好きな日付を選んでください。現在地から見た実際の月の見かけの大きさや向きを反映した、正確な3D画像を見ることができます。
2026年7月の満月:主なタイムゾーンでの時刻
7月の満月が最大に照らされる時刻を、いくつかの主なタイムゾーンで紹介します。
南北アメリカ
- 米国東部時間(ET):7月29日 10:36 AM
- 米国中部時間(CT):7月29日 9:36 AM
- 米国山岳部時間(MT):7月29日 8:36 AM
- 米国太平洋時間(PT):7月29日 7:36 AM
- ブラジル(BRT):7月29日 11:36
ヨーロッパ
- 英国(BST):7月29日 15:36
- 中央ヨーロッパ(CEST):7月29日 16:36
アジア
- インド(IST):7月29日 20:06
- 中国(CST):7月29日 22:36
- 日本(JST):7月29日 23:36
オセアニア
- オーストラリア(AEST):7月30日 00:36
- ニュージーランド(NZST):7月30日 02:36
2026年7月の満月を見るベストタイミング
2026年7月の満月を見るなら、満月の瞬間に最も近い日の夕方、月の出のころがおすすめです。南北アメリカのように、満月の瞬間が朝にあたる地域では、ピーク前日の7月28日の夕方が見やすいでしょう。日本を含むアジア、ヨーロッパ、オーストラリアでは、通常7月29日の夕方が満月の瞬間に近くなります。
満月の前後における、主な都市の月の出の時刻は以下の通りです。
- 東京:7月29日 18:46
- 北京:7月29日 19:33
- シドニー:7月29日 16:46
- ロンドン:7月29日 20:38
- パリ:7月29日 21:46
- ニューヨーク:7月28日 20:03
- ロサンゼルス:7月28日 19:45
- シカゴ:7月28日 20:02
時刻はすべて現地時間です。
あなたの街で満月が何時に昇るか知りたいですか?Sky Tonightで月を検索してタップしてみましょう。イベントを開くと、現在地での月の出と月の入りの時刻を確認できます。また、数値では、現在の月相、輝面率、明るさも確認できます。
7月の満月の錯視:バックムーンが大きく見える理由
月の出のころ、7月の満月は地平線近くでいつもより大きく見えることがあります。これは月の錯視と呼ばれる現象です。月そのものの大きさが変わるわけではありませんが、私たちの脳が月を地平線近くの木、建物、山などと比べることで、空高くにあるときよりも大きく見えるように感じます。
7月の満月の錯視を実感しやすいのは、月の出の直後です。バックムーンがまだ地平線の低い位置にあるころに見てみましょう。
2026年7月の新月はいつ?
新月は、2026年7月14日18:43(日本時間、09:43 GMT)に起こります。新月のころ、月は地球と太陽の間に位置するため、月の円盤は肉眼では見えません。
この時期は、銀河、星雲、星団などの淡い深空天体を観察するのに、月の中で最も良いタイミングです。明るい月明かりがないため、暗い天体が見えやすくなります。また、月明かりのない暗い空では7月の流星群も見つけやすくなります。ただし、7月下旬にピークを迎える流星群は、明るい月明かりの影響を受けるでしょう。
今の空で何が見えるのか分からない場合は、Sky Tonightアプリの「今夜見える天体」機能を使ってみましょう。現在地から見やすい天体を案内してくれます。
7月の満月はどの星座に見える?

空では、2026年7月の満月はやぎ座に位置します。一方、占星術ではみずがめ座のサインにあるとされます。
この違いは、占星術と天文学で空の分け方が異なること、そして地球の歳差運動によって星座の位置が長い時間をかけて少しずつずれていることから生じます。詳しくは、こちらのインフォグラフィックをご覧ください:黄道12星座と黄道上の13星座。

7月のバックムーンの意味:なぜバックムーンと呼ばれるの?
7月の満月は、伝統的にバックムーンとして知られています。この名前は、この時期に若い雄ジカ(英語:buck)の新しい角が急速に成長することに由来します。初夏の雄ジカの角は、血管が豊富な柔らかい皮膚「ベルベット」に覆われています。そして7月下旬ごろには、角がほぼ成長しきり、硬くなり始めます。
つまり、バックムーンといっても、月に角が生えたり、形が変わったりするわけではありません。多くの伝統的な満月の名前と同じように、この名前は自然の季節の変化、とくに北半球で見られる変化を表しています。
7月の満月の別名

7月の満月には、世界各地の文化に由来するさまざまな伝統的な名前があります。これらの名前は、その土地の動物、植物、天気、季節の作業などを反映しています。バックムーンは、北米でよく知られている民間伝承の名前のひとつですが、7月の満月の名前はそれだけではありません。
7月の満月の別名には、次のようなものがあります。
- サンダームーン — 西アベナキ族に由来する名前で、真夏に多い雷雨と関係しています
- フェザー・モルティング・ムーン — クリー族に由来する名前で、鳥が羽を抜け替える時期を表しています
- ヘイムーン — ヨーロッパの名前で、牧草を刈り取り、干し草にする時期を示しています
- サーモンムーン — 太平洋岸北西部や五大湖地域の伝統で使われる名前で、サケが川を遡り始める時期に由来します
- ベリームーン — アニシナベ族に由来する名前で、野生のベリーが熟す時期を表しています
- チョークチェリーが熟す月 — ダコタ族に由来する名前で、チョークチェリーが熟す時期を指します
- ライプ・コーン・ムーン — チェロキー族に由来する名前で、トウモロコシの実が乳熟期に入るころに使われます
- ハーフウェイ・サマー・ムーン — アニシナベ族に由来する名前で、夏の半ばを示しています
- ミードムーン — ヨーロッパの名前で、ハチミツの採取やハチミツ酒作りと関係しています
- ワートムーン — 古英語に由来する名前です。「wort」は、薬用に集められるハーブを意味していました
- ラズベリームーン — アルゴンキン族やオジブワ族に由来する名前で、ラズベリーが熟す時期と関係しています
南半球では、満月の季節名が北半球と比べて約6か月ずれることがよくあります。そのため、南半球では7月の満月がウルフムーンやアイスムーンなどの名前と結びつけられることがあります。
バックムーンのスピリチュアルな意味

現代のスピリチュアルな考え方では、バックムーンは成長、強さ、成熟、再生と結びつけられることがよくあります。シカの角は毎年生え変わるため、バックムーンを自己成長、自信の回復、そして人生のより強い段階へ進むことと重ねて考える人もいます。
これらの意味は天文学に基づくものではありませんが、満月の下で自分を見つめ直すための詩的な考え方として楽しむことができます。科学的には、バックムーンとは単に7月に起こる満月のことです。
2026年7月の満月:よくある質問
2026年のバックムーンはいつ?
バックムーンが正確に満月となる瞬間は、2026年7月29日23:36(日本時間、14:36 GMT)です。タイムゾーンによって、満月のピークは朝、昼、夕方、夜のいずれかになります。ピークの前後約1日間は、月がほぼ満月のように見えるため、正確な時刻を逃しても、その前後の夜に楽しむことができます。
なぜ7月の満月はバックムーンと呼ばれるの?
7月の満月がバックムーンと呼ばれるのは、この時期に若い雄ジカ(buck)の新しい角が成長するためです。伝統的な満月の名前の多くは、自然の季節の変化を反映しています。バックムーンは、その中でも特にわかりやすい例です。
7月の満月は空のどこに見える?
2026年の7月の満月は、やぎ座に位置します。占星術では「みずがめ座の満月」と表現されることがありますが、これは黄道十二宮のサインと天文学上の星座が異なる体系だからです。詳しくは、こちらの記事で解説しています:黄道星座と星座占いの星座。
2026年7月のバックムーンはスーパームーン?
いいえ、2026年7月のバックムーンはスーパームーンではありません。スーパームーンは、満月が近地点、つまり月が地球に最も近づく位置の近くで起こるときに見られます。次のスーパームーンは2026年11月24日に起こります。詳しくは、こちらの記事をご覧ください:2026年のスーパームーン。
7月の満月はオレンジ色に見える?
見えることがあります。月が地平線近くにあるときは、黄色、オレンジ色、ピンク色、赤色に見えることがよくあります。これは、月の光が地球の大気をより長く通るためです。この効果は、月の出や月の入りのころに最も強くなります。
7月の満月は空高く見える?
北半球の多くの地域では、7月の満月は比較的低い空を通ります。満月は太陽の反対側に位置するためです。7月の北半球では太陽が高く昇るので、満月は冬の太陽に似た低い軌道をたどります。南半球では7月が冬にあたるため、反対に7月の満月は空高く昇ります。
次の満月はいつ?
バックムーンの次の満月は、2026年8月28日13:18(日本時間、04:18 GMT)に起こります。この満月は伝統的にスタージョンムーンと呼ばれ、深い部分月食と重なります。詳しくは、こちらの記事をご覧ください:2026年8月27日〜28日の深い部分月食。
次のバックムーンはいつ?
バックムーンとは7月に起こる満月のことです。そのため、2026年7月29日の次のバックムーンは翌年、2027年7月19日00:45(日本時間、7月18日15:45 GMT)に起こります。
2026年7月の満月:重要ポイント

現在地での正確な月の出の時刻や月相を確認するには、Sky Tonightを開き、カレンダーアイコンをタップして、月タブを開いてください。
晴れた空の下で、素敵な観察ができますように!
参考記事:
