新しい肉眼パンスターズ彗星(C/2021 O3)

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新しい肉眼パンスターズ彗星(C/2021 O3)

パンスターズ(Pan-STARRS)のシステムは最近、2022年4月までに肉眼で見える可能性のある新しい彗星を発見しました。今日の記事では、これまでに、この彗星について知られているすべてを集めました。

パンスターズ彗星(C/2021 O3)とは?

2021年8月1日、小惑星センターは新しい彗星の発見を公式に報告しました。この彗星は、2021年7月26日に最初に彗星を観測したパンスターズ望遠鏡にちなんでパンスターズ彗星(C/2021 O3)と名付けられました。これは、米国ハワイ州ハレアカラ天文台にある直径1.8メートルの望遠鏡です。Facebookページでお伝えしたように、発見直後、この彗星は、一時的に「P11ibiE」と呼ばれていました。

発見された時点で、彗星の視等級は20等級で、ペガスス座にありました。この天体は楕円の軌道があるから、おそらく長周期彗星です。今のところ、C/2021 O3は尾のない小さな(約数秒角)物体です。

パンスターズ彗星(C/2021 O3)は目に見える?

現在、望遠鏡を使っても彗星はほとんど観測できませんが、近日点を通過すると、肉眼か双眼で見える天体となる可能性があります。C/2021 O3は2022年4月20日に近日点に到達、太陽から0.29 AU(水星と同じくらい)の距離にあります。ほぼ同時に、[C/2021 O3]は最大の視等級約5等級に達します。2022年5月8日、彗星は0.6 AUで地球に最も接近し、視等級は6.8等級に低下します。

2022年4月の後半から、北半球にいる人々はC/2021 O3を良く観測できます。4月下旬から5月に、彗星はおひつじ座、おうし座、ペルセウス座、きりん座の星座を横切って移動します。2022年5月2日、観測者は素晴らしいイベントを見るチャンスがあります。月、0.7等級の水星、およびパンスターズ彗星が、プレアデス星団の近くに同時に出現します。4つの天体はすべて、広角双眼鏡の視野内に収まります。

パンスターズ彗星(C/2021 O3)は近日点を通過できる?

パンスターズ彗星(C/2021 O3)は近日点を通過できない可能性があります。この結論は、長期の彗星の生存可能性に関するJohn Bortleの経験的関係に基づいています。

パンスターズ彗星の近日点を通過する可能性について予測はあまりありません。今のところ、近日点通過中および近日点通過後の彗星の明るさの前方散乱(forward-scattering)による増強が期待できます。ちなみに、ネオワイズ彗星でも同じことが起こりました。

パンスターズ彗星(C/2021 O3)とネオワイズ彗星(C/2020 F3)

もちろん、彗星に関して言えば、2020年の最も壮観な彗星のネオワイズ彗星を覚えています。それとC/2021 O3の間に類似点はありますか?これら2つの天体を簡単に比較してみましょう。

ネオワイズ彗星は、最初に2AUの距離で約17等級で検出されました。パンスターズ彗星は、4.3 AUの距離で、20等級で発見されました。いくつかの予測によると、2 AUの距離では、C/2021 O3の視等級は約15.5等級になります。ただし、新たに発見された彗星は、ネオワイズ彗星よりも地球から1AUで遠くにあります。

彗星は非常に予測不可能であり、すべてのデータ(特に視等級の予測)はすぐに変化する可能性があることに注意してください。最新情報をお届けします!

楽しく天体観測をしてください!

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画像クレジット:Erik Bryssinck