2021年9月の満月はハーベストムーン!

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満月は、秋分点の2日前、2021年9月20日に発生します。北半球では、「ハーベストムーン」(収穫月、Harvest Moon)という名前が付けられています。今日は、この名前の意味について詳しく説明し、空で満月を探す一番良い時間を明らかにします。

ハーベストムーンとは?

満月を農作業や狩猟など生活の目安にしていたので、満月の名前は、月の特性と関連します。 例えば、北米では6月に野苺の収穫が行われますから、6月の満月をストロベリームーン(いちご月)と呼ばれていますハーベストムーンは秋分点に最も近い満月です。2020年、ハーベストムーンは10月1日に発生しました。その年に、10月の満月は9月の満月(9月2日)よりも秋分点の日付(9月22日)に近づいたためです。

秋分点のころの満月の出は、普通より早くなって、月明かり普通より畑を長く照らします。したがって、農民は伝統的に、寒い天候が始まる前に、ハーベストムーンが空を照らしている間に収穫を終えようとしました。北半球では、収穫月は通常9月から10月で、南半球では3月または4月上旬に発生します。

9月満月の他の名前

異なる文化の中で、9月の満月は他の名前で知られています。下記は用例です。

  • 中国人:中月名月(Mid-Autumn Festival Moon)
  • ケルト人:歌う月(Singing Moon)
  • 中世のイングランド人:大麦の月(Barley Moon)
  • 北米人:果物月(Fruit Moon)
  • 南半球:ワーム月(Worm Moon)、烏の月(Crow Moon)、砂糖の月(Sugar Moon)

ハーベストムーンはいつ?

今年のハーベストムーンは、グリニッジ標準時9月20日23:54(日本時間9月21日08:54)に発生します。月の全面が数晩まんまるく見えるので、事前に観測を初めて方が良いです。ハーベストムーンは日没に近くに上がります。普通の満月ように50分ではなく、毎日20〜25分日没の後に上がります。

月の出と入り時間をわかるやめに、天体観測アプリをご利用できます。また、日没と日の出の時間、現在地の月の空の位置など、その他の役立つ情報も提供します。

今度の満月はいつ?

次の満月(ハンタームーン)は2021年10月20日に開催されます。不気味な休日に近いことから、ハロウィーンムーンと呼ばれることもあります。10月の満月の名前の意味を日付に近づけて明らかにします。

満月のオレンジ色

月は、地球からの観測者にはオレンジ色に見えることがよくあります。この現象の背後には科学的な説明があります。

日没直後に満月(またはほぼ満月)を見ると、オレンジ色がわかります。地球の大気は地平線の近くで厚くなる傾向があるため、月が空に低くなると、月の光が大気をより長い距離を通過する必要があります。この経路で、短い青色の光の波長は散乱します、長くて赤い波長が残ります。

ちなみに、ほこりや汚染された空気も月の色を赤くする可能性があります。月の色についてどれだけ知っているかを確認するには、クイズに答えます。

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今月のハーベストムーンを楽しんで、ソーシャルメディアでこの壮大なイベントの画像を共有してください。

楽しく天体観測をしてください!

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