2027年1月の流星群:観測時期と場所
2027年1月には、しぶんぎ座流星群とガンマこぐま座流星群の2つの注目すべき流星群が極大を迎えます。それぞれの見どころと観測の最適な時間帯についてご紹介します。お住まいの地域での観測に最適な時間を知るには、無料のSky Tonightアプリをぜひご活用ください。
内容
1月3〜4日:しぶんぎ座流星群

- 符号:QUA
- 流星数/時(ZHR):120
- 月の明るさ:細い欠けていく月
- ピーク:1月3〜4日
- 活動期間:12月28日〜1月12日
- 放射点の位置:うしかい座(ヘルクレス座との境界付近)
- 見える地域:北半球(ヨーロッパと西アジアで特に見やすい)
この記事内で「1時間あたりの流星数」とは、理想的な観測条件下で見られる理論上の最大数を指します。天文学ではZHR(天頂出現数)と呼ばれます。
しぶんぎ座流星群は、1年で最も強い流星群のひとつで、条件が良ければ1時間に100個を超える流星を見せることがあります。ただし、ピークが短く鋭いため、見逃しやすい流星群でもあります。このユニークな流星群について詳しくは、専用記事をご覧ください。
見え方の予報
2027年のしぶんぎ座流星群は、1月4日03:30 GMT/UTC(日本時間12:30)ごろにピークを迎えると予想されています。ピークは約6時間しか続かないため、このタイミングは特にヨーロッパと西アジアの観測者に有利です。北半球の他の地域でもしぶんぎ座流星群は見えますが、見られる流星の数は少なくなる可能性があります。最もよい条件で見るには、1月4日の現地時間の真夜中過ぎから夜明け前にかけて観察しましょう。今年は月明かりは大きな問題になりません。月は細い欠けていく月なので、流星観察に十分な暗い空が期待できます。
しぶんぎ座流星群を見つけるチャンスを高めたいですか?2027年のしぶんぎ座流星群に関する専用ガイドを読んで、流星観察の準備をしましょう!
1月18〜19日:こぐま座γ流星群
- 符号:GUM
- 流星数/時:3
- 月の明るさ:満ちていく凸月
- ピーク:1月18〜19日
- 活動期間:1月15〜25日
- 放射点の位置:こぐま座
- 最もよく見える地域:北半球
こぐま座γ流星群は、ピーク時でも1時間にわずか3個ほどの流星しか見られない弱い流星群です。国際流星機構がこの流星群の監視を始めたのは比較的最近で、2017年のことです。現在も研究が続いており、正確な活動期間や特徴は、新しいデータによって変わる可能性があります。
見え方の予報
2027年の観測条件は理想的とは言えません。この流星群は満月の数日前にピークを迎えるため、月明かりが暗い流星の多くをかき消してしまうでしょう。そのため、特に月初めの強力なしぶんぎ座流星群の後では、こぐま座γ流星群は気軽な観測者にとってあまり魅力的な対象ではありません。
それでも、澄んだ空の下で外にいるなら、この流星群の流星をいくつか見られるかもしれません。放射点が地平線より高くなる早朝の時間帯に観察し、できるだけ暗い場所を選びましょう。
2027年1月に最も多くの流れ星を見るには?
どの流星群でも、放射点が空高く昇るほど、見られる流星の数は多くなります。現在地から見た放射点の位置を知りたい場合は、星空観察アプリSky Tonightを使いましょう。
- アプリを開き、検索欄に流星群の名前を入力します。
- 流星群の放射点をタップし、「イベント」タブを開きます。
- 目に見える通過のセクションの真ん中の時刻は、放射体が天空で最も高い位置にある時刻を示す。この時刻をタップすると、スカイマップ上で流星群の位置を確認することができます。
流星群を観察するコツについては、専用記事をご覧ください。また、流れ星に関するクイズに挑戦して、流星ハンターとしての腕前を試してみましょう!

2027年1月の流れ星:まとめ
2027年1月に最もおすすめの流星群は、1月3日から4日の夜にピークを迎えるしぶんぎ座流星群です。今年は細い欠けていく月のため、月明かりは観測を大きく妨げません。理想的な条件下では、しぶんぎ座流星群は1時間に最大120個の流星を見せることがあります。ただし、ピークは短いため、観測計画は慎重に立てましょう。
こぐま座γ流星群は1月18日ごろにピークを迎えますが、かなり弱く、明るい月明かりの影響も受けます。ほとんどの観測者にとって、2027年1月に必見と言える流星群はしぶんぎ座流星群だけでしょう。
Sky Tonightアプリを使って、流星観察の計画を立て、放射点の位置を確認し、現在地で流星が見やすい時間を調べましょう。晴れた空と楽しい観測に恵まれますように!
