3 月末の空の景色

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月が今月 2 度目、土星の近くを通過します。3 月 29 日金曜日の南西の夜明け前の空に、三日月が輪の付いた土星の左下、指の幅 2 本分離れた位置を通過します。両方共双眼鏡の視野に収まります。

その何時間か前、ブラジルの東端、南アフリカ、マダガスカル、インドの西端、スリランカでは、月による土星の星食が見られます。また、準惑星の冥王星も観測するチャンスがあります。その後同じ晩に、今度は夜空で月による冥王星の星食が見られます。この接近は裸眼では見えにくいので、望遠鏡か双眼鏡を使うと良いでしょう。

3 月 30 日の西の夜空では、火星が東向きの軌道に乗り、プレヤデス、別名メシエ 45 という明るい散開星団から指の幅 3 本分離れた位置を通過します。現地時間の午後 10 時前の、これらの星が空の高い位置にある間に双眼鏡で観察するのがベストです。

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