2019年6月の夏至
夏至がきました!
夏至として知られる北半球の夏の始まりは、日本では6月22日午前1時54分となります。北半球に住んでいる人にとって一年で最も長い日であるので、今週の金曜日の日照時間も最も長くなります。
その瞬間、地球の自転軸の北端は太陽に向かって23.5°傾くので、正午の太陽は今年で最も高い位置に達することになります。北半球の日差しはより強くなり、昼間が最も長い日となるでしょう。集光された直射日光が照る時間が増えると、太陽エネルギーが増してますます暖かくなります。
南半球に住む人々ににとって、この至点は一年の中で正午の太陽の位置が最も低くなる日であり、冬の始まりを示すことになります。夏至は天文学者にとっては朗報です。なぜなら、金曜日の後は夜の時間が長くなり始め、昼の時間がだんだんと短くなるからです。
夏至は数百年もの間世界中の多くの国で祝われてきました。一部のヨーロッパの国々では、夏至はミッドサマーホリデーとしても知られており、伝統的に焚火や焚火の飛び越えなどの儀式が行われます。
古代エジプトでも、夏至が一年で最も重要な日であったことをご存知でしたか?夏至は、エジプト人が毎年起こるナイル川の洪水の原因であると信じていた最も明るい星、シリウスの出現を意味しました。エジプト人がこの時期を新年の始まりと考えたのはそのためです。
伝説によると、ガリレオは1633年の夏至に、地球が太陽を周回するという天文学的理論の撤回を強いられました。そしてそれにもかかわらず、その後の人生を自宅軟禁で過ごす刑が彼に言い渡されました。
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