夜空の月、木星、冥王星

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月が世界中で夜空を明るくしている今週は、うっとりするような景色を楽しめるようになるでしょう。今週末に観測にぴったりの場所にくる天体はどれか見てみましょう。

月と木星は土曜日の夜に南の空に接近するでしょう。満ちてくる凸月は、明るい惑星の木星の左側(東)におよそ指3本分離れた位置に達します。夕暮れから数時間にわたって月と木星を見ると、月の軌道によって惑星から遠く離れていくのが見える一方、空の回転によって月は木星の上に達するでしょう。

7月14日の日曜日には、空の彼方に薄暗く輝いている矮惑星である冥王星はオポジションに達します。その日の冥王星は地球に最も近くなり(4991億km、または273光分)、2019年中では最大の視覚等級(+14.2)になるでしょう。冥王星は日没時に東から上昇し、現地時間の午前1時20分には南の地平線を越えて最も高い位置に到達します。

冥王星はアマチュア級の望遠鏡で見るには薄暗すぎますが、Star Walk 2のアプリでは冥王星の近くにある明るい星が示されるのでその位置が把握できます。

夜空を見上げてお楽しみください!

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