2020 年で最も大きく明るいピンクムーン
2020 年 4 月の満月は、今年最も大きく明るいスーパームーンとなります。4 月のスーパームーンについて知っておくべきことをすべてお教えします。
2020 年 4 月の満月の観測時期
月は 2020 年 4 月 7 日の UTC 2:35 (EDT 22:35) に満月を迎えます。4 月の満月はピンクムーンとも呼ばれ、今年の 3 回見られるスーパームーンの 2 回目となります。火曜の夜から数夜にわたり満月となり、乙女座の星々と共に輝きます。乙女座で最も明るいスピカは月の近くに見られます。
月が地平線上に昇った直後が最も観測に適しています。この時月は金色に輝き、夜空に高く昇った時よりも地平線の近くの方が大きく見えます。適切な瞬間を見逃さないように、天体観測アプリ Star Walk 2 でお住まいの地域の正確な月の出と月の入りの時間を調べておきましょう。この美しい貴重な現象の写真を撮る場合は、Ephemeris アプリで月の位置を把握し、最適な撮影場所と時間を予測しておきましょう。
2020 年で最も大きく明るいピンクムーン
今年のスーパームーンの時期は、3 月 9 日から 5 月 7 日の間です。2 回目は 4 月で、天体観測者にとっては見逃せない現象の 1 つです。4 月の満月は近地点と重なり、今年の他の 2 回のスーパームーンよりも地球に近づくため、2020 年で最も大きく明るいスーパームーンになります。地球との距離は 357,035 km (221,851 マイル) になります。
4 月 7 日の夜空は、今年最大の満月によって照らされることでしょう。スーパームーンは通常の満月よりも 7% 大きく、15% 明るいのですが、通常この違いを裸眼では確認することは難しいです。
4 月の満月はなぜピンクムーンと呼ばれているのでしょうか?実際にピンクなのでしょうか?
ピンクムーンと呼ばれている 4 月の満月は、実はピンク色ではありません。4 月 7 日の夜、月は普段通り地平線近くで金色に輝きますが、夜空高く昇るにつれて、明るい白へと変わります。
実際にピンクではないピンクムーンですが、この名前の由来は次の通りです。歴史上、満月は季節の把握に用いられてきました。その結果、昔からの満月の名前は自然と密接しており、季節に関連しています。「ピンクムーン」という名前は、ピンク色の野草、芝桜から来ています。これがこの満月の「あだ名」の由来です。
また、4 月の満月は他にもエッグムーン、フィッシュムーン、スプラウティンググラスムーンなどとも呼ばれています。
パスカル満月
4 月のピンクムーンは、北半球では春一番の満月となり、パスカル満月と呼ばれています。3 月の春分後初の満月となり、これによってイースターの日が決まります。イースターはパスカル満月の後の初めの日曜日です。2020 年のイースターは 4 月 12 日になります。