小惑星を探してみましょう

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望遠鏡を用意してください。ここ数日内には、2つの大規模な小惑星帯が太陽と反対の位置にきます!これは太陽、地球、小惑星が一直線上に並ぶ現象です。地球が太陽と小惑星の中間にくることで、夜には小惑星を見ることができます。

4月5日(金)の夜、イリスは太陽と反対の位置を通過します。小惑星のなかではベスタ、ケレス、パラスに続き4番目に明るいとされるイリスは、午後10時頃に東南方向の地平線に見つかります。同日の夜、イリスは地球に最も接近することで、最大光度がマグニチュード9.4に達します。この惑星をご覧いただくには、からす座を探してください。イリスは、からす座を構成する星に沿って移動します。

翌日の4月6日の夜には、2番目に大きな小惑星帯に含まれ、個々の小惑星のなかでは3番目の規模とされるパラスを探してみてください。パラスは、お住まいの場所の深夜零時頃に、南方の空の最も高い位置に達します。この小惑星はうしかい座の近くに見つかり、この時には最大光度がマグニチュード7.9に達します。

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