スワン彗星が肉眼で見えるようになりました

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スワン彗星が肉眼で見えるようになりました

天文学者によると、近年発見されたスワン彗星は輝きが現在急速に強まっていて、まもなく眼視が可能になるそうです。宇宙の奥深くから地球の方角へと向かっている彗星の接近の様子を見る準備のために、この記事を最後までお読みください。

スワン彗星:最新ニュース

彗星C/2020 F8(SWAN)は現在輝きが劇的に強まっている状態で、等級は8から5.2になりました。これは澄んだ暗い空で機器なしでも十分見える明るさです。既に肉眼や双眼鏡で目撃したという天文ファンもいて、素敵な写真の撮影に成功した人もいます。

スワン彗星は現在地球から96,034,442km離れた位置にあり、南半球から一番良く見えます。科学者によると、5月の終わりごろには北半球の南部でも双眼鏡や望遠鏡を使って見られるようになるそうです。

肉眼で見える天体

アトラス彗星のように崩壊しない限り、スワン彗星はまもなくさらに輝きが強まるだろうと天文学者は予測しています。現在のスピードで輝きが強まれば、5月中旬には肉眼ではっきりと見える天体になるはずです。

以前にも述べたことですが、スワン彗星は5月の中旬と下旬に夜空を美しく飾る天体になることは間違いありません。2020年5月12日から13日にかけて地球に最接近します(距離8400万km)。また、2020年5月27日には近日点に到達し、等級はピーク時におよそ2.5~3程度に達すると予測されています(太陽に最接近の際の太陽との距離は6440万km)。

彗星は予測が非常に難しい天体なので、C/2020 F8(SWAN)が突然崩壊して徐々に見えなくなってもおかしくはありません。明るい状態のこの天体を見逃したくない天文家たちは、現在彗星探しに必死です。

2020年5月にスワン彗星を見る方法

この彗星の地球接近がどれほどの期間続くのかについて、科学者は断言できません。彗星C/2020 F8(SWAN)の動きを追跡するには、天体観測アプリStar Walk 2をぜひご利用ください。スワン彗星が空のどの位置にあるかについてリアルタイムの情報が得られます。

スワン彗星は現在うお座の近くに位置しています。5月15日にはさんかく座を訪れ、5月18日にはペルセウス座の中に入ります。5月19日、20日、21日の夜にはアルゴルという名の星(ペルセウスβ星、俗名「悪魔の星」)に大接近します。

彗星は美しいのでぜひ実際見てみたい天体です。Star Walk 2を使えば、彗星С2020 F3(NEOWISE)も見つけたり追跡したりできます。2020年3月27日に発見されたこの彗星は長周期彗星で、現在逆行中です。7月の始めに近日点に達し、等級が最高2.5に程度なると予測されています。

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