今週の惑星の様子

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金曜日の満月の後、今週の月は徐々にかけながらまた昇り続けるでしょう。東の明け方の空に見えるようになり、その方角にある明るい惑星に接近することになります。

木曜日の明け方の南東の空には、指3本くらいの幅のほとんど下弦の月が、現地時間の午前2時過ぎに黄色がかった土星の右側に昇ってきます。その少し前に外にいる場合は、ティーポットの形をした射手座の星が、土星と月の少し右下に見えるはずなので探してみましょう。

金曜日の月は完全に下弦の位置になり、その半分が明るく見えるでしょう。

今週の火星は、毎日夕暮れ後の1時間は簡単に見えるようになります。空が暗くなったら、西の空の3分の1ほどの高さの位置に輝く中くらいの赤い光の姿で現れる火星を見つけましょう。明るい赤みを帯びた星である今週のアルデバランは、火星から手のひらの幅ほどの下の位置に見ることができます。火星と似ていますが、光はもっと明るいです。

金曜日の夜には、火星は軌道にのりながら3つの散開星団(NGC 1746、1750、1758)のかなり近くを通過します。

とても明るい惑星である木星は今週、現地時間の真夜中ちょっと過ぎに南東の水平線の上を昇ってくるでしょう。木星は、午前6時まで南南西の地平線の少し上に輝き続けるでしょう。

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